まだ1週間を残していますがこの2015年、自分の投資を振り返り、体験談としてまとめます。
米国株式で個別銘柄主体のポートフォリオ構築に動き出したのは2015年の初めのことでした。そう私は株式投資一年目のペーペーです。そんな私が今年一年、どんな運用を行ってきたかどうぞ暖かい目で見てあげてください。
2015年初頭はレバレッジETFを使って攻めていた
SPXLはDirexion Daily S&P500 Bull 3X ETF(SPXL)、TMFはDirexion Daily 20+ Yr Trsy Bull 3X ETF(TMF)。どちらもレバレッジ3倍のETF、SPXLはS&P500に連動、TMFは米国長期債に連動するETFです。
今思うとぞっとしますが、3000万くらいをレバレッジETFにぶっこんでいました。何の考えも無しにそうしたわけではなく、S&P500指数が年間で概ねプラスのリターンを上げていること、そしてレバレッジETFに置いても良好な成績を上げていることを理由にこの様な構成に。
ところがこれ、相場に悲観的になると本当に「げー!!!」と声を上げたくなる様な程、資産が急落します。これはやばいなと思い、レバレッジETFを使った投資を見直すのでした。
ちなみにその後もレバレッジETFは何度か買って、売ってを繰り返すことになります。
ポートフォリオの形が出来たのは2月末頃から。
個別株主体のポートフォリオに切り替えた頃の構成。
鉄道、娯楽、金融、衣服、香料、テクノロジー、飲食等など。割合に根拠はありません。取り合えず分散投資!といろいろなセクターに手を出すのでした。
私は長期で据え置きたい銘柄を時計回りに上から順に配置しています。この頃は鉄道のユニオン・パシフィック(UNP)が一番上の場所に。この時はシェールオイル採掘後の移送に鉄道が使われることからシェールオイルの関連、恩恵を受ける銘柄としてもニュースサイトで紹介されていました。当初は大きなな信頼を置いていましたが、株価下落が続き、今はこのポジションにローパーテクノロジー(ROP)が置き変わる形に。
この時はアップル(AAPL)もInternational Flavors & Fragrances(IFF)もVF(VF)もありますね。
Walt Disney(DIS)やVisa(V)、スターバックス(SBUX)は今も現役。ギリアドサイエンシズ(GILD)もいます。
長期保有とバフェット的な思想
一度決めた銘柄を長期で保有する前提で考えていました。そしてバフェット的な思想、長期で株価上昇を期待する運用を心がけていました。
それでも複数の銘柄を持つと、ほどなくしてどれかが下がってくるんですよね・・・。ここで売るべきなのか、それとも株価回復を待つべきなのか、株式投資を長期保有でと考える人には悩ましい問題が浮上します。
私は6月頃に大きく売却に動きました。今振り返れば、売って良かったと思います。素人が短期的な下げに動揺してー、そう私は素人だから焦ってはいけない、とぐっと下げてる銘柄も堪えてきたわけですが、どうやらそれも違う様だと気付きます。
幾ら長期で持つ前提で購入しても、数日後に風向きが突然変わることもあります。今ではどの銘柄とて時には売却も必要と感じています。
あと売った後に戻したらー、私も思いました。買った額が大きければ、1/3ずつとか半分売却するなど、少しずつ売却しても。
ちなみに売った銘柄がその後復活したかと聞かれると・・・、どの銘柄もそれほど大きく変わっていない現状です。
6月末までの運用結果。手探りの状態で始めた中でも、まずまずインデックスとパフォーマンスを競う結果に。
後編に続きます!