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前編からの続きです。
2015年後半はそう、あの世界同時株安が起こります。
8月に世界同時株安が起こる
中国の株価暴落を発端とした世界同時株安。私もこの事態に直面することとなりました。
上の記事の時はまだ序の口でした。週明け、8月24日以降も大きく続落することに。
私はここで再びレバッレジETF Direxion Daily S&P500 Bull 3X ETF（SPXL）を投入します。
マネックス証券で購入しましたが、他にSBI証券でもSPXLを購入。
8月末時点のポートフォリオ。ここから長らくレバレッジETFと個別銘柄、両方を保有する期間が続きます。
買ったのが8月24～9月までの間。
今振り返ってもリスクのある行動を取っていたと思います。思惑通りに株価はすぐ回復とはならず、それどころか2番底を付ける結果に。ようやく売却に動いたのは11月のことでした。今の資産評価額のうち、+100万円分くらいはこのETFの売却益によるところです。
世界同時株安 現物株は売れなかった
そうそう記録として残しておきます。私は下がったところで「買う」行動を起こしていたわけですが、8月17日～24日頃の急落する局面、保有していた株を売るべきかどうか迷いました。
今でこそ含み益のある銘柄が幾つかありますが、この時は含み益のあった銘柄が一転、ほとんど画面は真っ赤（マネックス証券では損のある銘柄は損益が赤字で表示される）な状態でした。
もちろんぎええええーっっっ（°Д°；；）とこの時は本当に焦るわけですが、もう少し待てば反転するのではと思うと売るに売れませんでしたね・・・。そうしてどうしようどうしようと迷う間に下がるのは本当にあっと言う間でした。
今でこそ回復したから良かったものの、今後も売るべきか、保有継続か、選択を迫られる局面は起こりうると思います。
トレンドが変わる。スマホ関連銘柄とバイオテクノロジー株。
世界同時株安の頃とタイミングを同じくして、スマホ関連株とバイオテクノロジー株の風向きが変わりました。スマホ関連銘柄では、世界的にスマートフォンの普及がピークアウト、増加ペースが鈍化傾向になるのではとの思惑から株価上昇への重しになります。
またバイオテクノロジー株も高過ぎる薬価に批判が集まり、いつか薬価に圧力がかかるのではとの思惑が株価下落材料に。
スマートフォンの関連銘柄では私はアップル(AAPL)とスカイワークスソリューションズ(SWKS)を売却。バイオテクノロジー株ではメディベーション(MDVN)を売却し、ギリアドサイエンシズ(GILD)とバイオジェン(BIIB)は保有比率を引き下げています。
あ、こんなに簡単に風向きって変わるんだーと思うと驚きでしたね。風向きと言う表現を使いましたが、企業の決算が悪く無くとも、流れが変わったりします。
そして現在の形に
個別銘柄の比率が高まっている点からもレバッレジETFの投入に慎重になっています。
銘柄で見るとホーメルフーズ(HRL)やコンステレーション・ブランズ(STZ)の比率が多くなっています。食品関連を厚くして2016年を戦う予定。
2月頃と比べるとウォルト・ディズニー(DIS)やビザ(V)が変わらずそこにいます。ウォルト・ディズニーは今ちょっと下げてますが・・・他にスターバックスも健在。現アルファベット、グーグル(GOOG)は売るべきではありませんでしたね。後に大きく上昇することに。
株式投資 最初の不安。それでもなんとかなりました。
まだ後一週間を残していますが、このままいけば比較対象としたS&P500指数ともいい勝負になりそうです。
まだ12月はあと1週残してますので、11月末までの運用結果。
最初はS&Pが年間で+10％のリターン、自分のポートフォリオは+6％くらいのリターンとなる場合、-5％、-10％と散々な結果に終わってしまう場合等など、いろいろ考えていました。
ああ、やっぱりインデックスに勝てないんだと結論付けていればETFでの運用にシフトしていたと思います。もし-5％、-10％と大きくやられた時は全部の銘柄を何年でも塩漬けにすればいいやくらいに思っていました。
買った銘柄が何も全て順調にいったわけではありません。バイオジェン(BIIB)は保有時より30％超の下落。シェイクシャック(SHAK)やスーパーコム(SPCB)は半値以下まで値下がる大惨事です。まあそれでも15～20銘柄のポートフォリオで何とか持ちこたえられる印象。
「安くなった銘柄に全力で！！」みたいな買い方さえしなければ、誰でも何とかなりそうなものなのかも。たくさんの銘柄を買うのは大変ではあるものの、どれかが急落するリスクには対応できます。
株を買ったら毎日が不安！？
私も未だに毎日動向をチェックしてますが、そろそろ毎日見なくとも良さそうな段階にきている気がします！そんな明日、明後日に倒産するかもしれない企業に投資しているわけではないですからね。何を選ぶか次第だと思います。
おわりに
いかがでしたでしょうか。株式投資1年目の初心者でもなんとかなると言うお話でした。米国株に投資を始めてみようかー、そんな風に思う方がいれば嬉しいですね。ちなみに米国株は1株から取り引きが出来るので少ない金額からでも始められます。1株$100を切る銘柄もたくさんあります。
また近くお役に立てればと思う記事も書いていますのでお楽しみに。
尚、くれぐれも投資は自己責任にてお願いします！