リスク回避? イラク情勢と投資信託。バランス型ファンドから傾向を探る。

さて今後どうなるっすかね。

アメリカがイラクに介入すれば、まず世界同時株安になりそう。それを短期として捉えるなら致し方無しとしてもリーマンショック級の暴落が起きるなら誰しも避けて通りたいわけで。

で、この先いろいろ不安を煽るニュースも出てくるだろう。リスクオフか?全部売却するか?債券型投信にシフトか?とかいろいろ迷いも出てくる。

そこで今、どんなものかと思って調べてみる。

着目するのはバランス型投資信託。債券も株式もポートフォリオに組み込みますよ、なのであなたの保有する投信はこれ1本でOK。そう言う位置付けの商品。あと資産配分を流動的に変更する投資信託。これでその投資信託がリスクをどう捉えているかわかる。

補足:バランス型の中には株式100%とか、予め債券30%株式70%の固定配分と言ったものもあるっす。情勢を見て±○%で調整すると目論見書に書いてあるが、対応が見えにくいので今回は調査の対象外に。

見つけました。サーセン。ETFになりました。

SPDR® SSgA インカム・アロケーション ETF (INKM US)
SPDR® SSgA グローバル・アロケーション ETF (GAL US)
SPDR® SSgA マルチ・アセット・リアル・リターン ETF (RLY US)

SPDR(スパイダー)のETF。SPDR、日本だとあんまり聞かないっすかね。SPDR ゴールドシェア(金のETF)はまだ知ってる人もいるか。

まあ実際1ブロガーやコラムニスト・アナリストがどうこう言うより、運営のプロがどう状況を判断してるかのほうがよっぽど参考になると思う。では確認。

債券多め、株式多め、柔軟に切り替え みたいな3タイプか。
海外のmorningstarで見るとグローバル・アロケーション ETF(GAL)が一番チャートは安定してるように見えた。

6/19時点で見た構成だと現金2%、債券が18%くらい。残る大半は株式、REIT。他2つのETFも株式に50%くらい投入してんすよねー。

これを見ると懸念はあっても全然強気。

今のところは冷静に様子見か。バランス型ファンドの現金、債券が増えてきたら注意っすかね。ニュースと合わせてこう言うところもチェックしておくぜ。気になる人は国内の投資信託で同じ様に探してみてもいいかもね。

あと画面右のVIX指数も参考に。20を超えると注意っす。

最後までお読み頂きありがとうございました。お役に立てましたでしょうか。
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