新光投信株式会社
新光Wブル・日本株オープンIII
日経平均に連動して価額が上下する投資信託。株価指数先物取引を活用して2倍の値動きになるように運用するとのこと。
ブルは雄牛。牛は突き上げるイメージ。ブル型は株価上昇を予測して買う。
ベアは熊。熊は爪を振り下ろす。ベア型は株価下落を予測して買う。
ベア型は反対の値動きになる様に調整されてる。だから株価連動型で株価が下落した場合は基準価額が逆に上昇する。
これ、なぜ売れているのか最初分からず。日経平均連動型のインデックスファンドでは駄目なのか?
その答えの前にIIIって何って思う人もいるかもしれない。これは3番目。IIIがあるなら新光 Wブル・日本株オープンIIもあるのではと思い調べてみる。するとこちらは既に償還(終了)済み。ファンドの運営が不調になった際に早期償還される場合もあるが、こちらは元々の満期を迎えての償還。
どこかチャートは無いものかと調べてみるとYahoo!ファイナンスにて発見。
このチャートを見ると売れてる理由が分かる。
~4000円以下で買ってた人は元本の2倍になる計算か。償還した最後の日が5月22日。この時期、まだまだ日経平均は伸びていたから、償還がもう少し先になれば、2.5倍か更にその上を行くことも可能だったか。他の日経平均連動型のインデックスファンドに比べ潜在的に大きく伸びる可能性があれば売れるのも当然か。
と、ここまで書くと期待が膨らむが増減に対して2倍なので一気に減る場合だってあるので注意。また償還の時期が2018年と決められているので、プラスになるまで売却しないと言う方法は通用しない。
とは言え、今ならまだまだ経過を見られるか。長期で構えても良いし、値動きの荒さを利用して短期で利益確定するのもありかもしれない。
フィデリティ証券でもブル型は売上ランキング上位。株価上昇を期待、予測する人が多いんすね。