オマーン湾のタンカー攻撃の報、マーケットの急変に備えるべきか迷いますね。
昨日に既に報道はあったものが、その日の値動きには限定的であっても翌日になって大きな売り材料とされることもあります。
私は今のところ静観。
さて、14日金曜日にはいくつか指標の発表がありました。
- 中国・5月鉱工業生産指数は+5.0%、予想は+5.4%。
- 中国・5月小売売上高は+8.6%、予想は+8.1%。
- 米・5月小売売上高は+0.5%。予想は+0.6%。
- 米・鉱工業生産指数は+0.4%。予想は+0.1%。
- 米・ミシガン大消費者態度指数・速報値98.0、予想は97.9。
米中の指標はまちまちな内容ですが、この内容だと悲観するものでは無いような。世界全体で見た製造業の景況感の持ち直しは年後半のどこかで見られるのではと期待。
ミシガン大消費者態度指数、今年の1月に大幅に悪化。これも景気後退の前兆として意識された指標の一つでした。前回100、今回98とひとまず落ち着きを取り戻した感がありますね。
ただ債券はと言うと、
- 米10年債利回り 2.086%。年初来安値圏。
NYダウやS&P500、ナスダック総合指数、いずれも5月末の下落から急速に値を戻したのに対し、10年債利回りは未だに低い場所に位置しています。
こちらはちょっと不気味と言うか怖い感じではある。