5日発表の米・雇用統計、非農業部門の雇用者数は前月比19万6千人増の結果に。失業率は予想と同じく3.8%、平均時給は予想に届かず0.1%増に。
S&P500指数も終値で+0.46%の上昇。日経平均先物も21867.5円と上昇して取引時間終了。何か大きな材料が飛び込んで来なければ、月曜日の日経平均も+100~200円上昇してのスタートになるのでは。
S&P500指数の週足。
気付けば2018年1月、10月の高値水準に迫るまでに回復してるじゃないか。
景気後退するんだろ。なんで上がってるんだ?
まあわかる。
3月発表の米・経済指標を見てみると持ち直しの傾向。1月2月で大きく落ち込んだ内容が3月で反発し持ち直しの様相。これは上の雇用統計にも同じく。
経済指標の悪化は一時的だったかもしれない、そんな風に思わせる地合いになってきた。
じゃあ、欧州、中国はどうなのか、日本はどうなのかと言うのはさておき、今は動いた方向に追従すればいいのではないだろうか。NYダウやS&P500が値を戻した背景も経済指標の悪化が一時的だったからと説明できる状況に。
投資判断
先ほどのS&P500指数、週足を再掲。ストキャスティクスRSIは既に過熱気味。
日経平均の週足。
NYダウやS&P500に比べると出遅れ感のある印象。25日ではなく、25週(175日移動平均線)の青線を見ると、上に抜けた後に大きく上昇する機会が何度か。
東証REIT指数、日足。リスクオンの様相を見てやや値下がり。
私はどう動くか?
- CFD 日経平均 買い増しを検討
- CFD 中国A株 買い
- 米国株 適宜組み替え
- 投資信託 REIT 購入
CFD 日経平均に関しては月曜日の取引開始時点で大きな調整が無ければ、買い増しを検討します。
今後2,3週間で2万3000円前後に到達する可能性も視野に。
一方で1回の建玉に対する損切幅は-1万円くらいに。風向きが変わればすぐに建玉を縮小する方向で決済の逆指値を置くのは引き続き。
国内REITが少し値下がりしてますが、買う頃合いだと考えます。ある程度は資産の短期的な価格変動を抑えるために今はREITを持っておくことが有効と考えます。
OEXのプットコールレシオ。直近で上昇してはいるものの、まだ許容範囲と考えます。
株価指数が堅調に上昇する日が続く中、人知れずこのプットコールレシオが急騰していたら―その時は、要警戒。ブログで警告します。