投資の眼「目先の急落を警戒」

急に上がったり下がったり、相場の先を読むのが難かし過ぎるだろ(怒)

お久しぶりです。全く参るぜ。

19日、20日に開かれたFOMCにてFRBは政策金利を据え置き。パウエル議長は年内の利上げ回数の予想をゼロと発表。翌21日、米株市場、取引序盤は方向感の掴みづらい展開からその後、大幅に上昇。が、昨晩に一転、株価指数は大幅に下落。ロイターの報道ではドイツの製造業PMI,米の製造業PMIが原因とされる。銘柄によっては上げた分以上に大幅に振り戻された銘柄も。

この下げた流れが継続すると考えるなら、日経平均株価、週明けに200円、300円の下落から始まる可能性はある。一方で株価指数先物で米株が上昇の兆しを見せているなら、思ったほど大きく荒れない可能性も。流れが速いから、米株の勢いに追随しようとする前に次の動きを織り込み始めるかもしれないね。

さて、そのドイツ、米の製造業PMIの低下傾向であるけれど、今に始まったことではなく、2018年の始めを起点として悪化が続きます。また米・10年債金利が大きく下落したことも不安材料に。

私の所見はこうだ。

  • 景気後退が起こる可能性を意識している。
  • ただし経済指標の悪化、底入れは案外すぐそばかもしれない
  • 株価は特定の銘柄は売られ過ぎである
  • 投資対象として魅力なのは株、REIT

と考える。景気後退と聞くと、景気、企業の業績悪化が複数年続き、株式市場も滅茶苦茶になるイメージを持つ人が多いと思うけれども、その道筋を仮定するにはまだ早いのではないかと。雇用も企業の業績も一時的に下げはするけれど、それほど深刻にならない可能性もまだ残していいのでは。

また一方で米国個別株、時価総額で見る中型、小型株はまだまだ2018年の大きく売られた状況から立ち直っていない。私は日本の中小型株の投資信託も持っているけれど、こちらも同じく沈んだまま。

2019年中には中型、小型株も含めて一度リスクオンに大きく傾く機会があるのではと見る。

一方で、私自身のトレードとしてはモメンタムを重視しながら、適宜キャッシュポジションを増減させていく方法に梶を切りたいと考える。

ただこれだって21日に強気の上昇を見て何か個別株にエントリーしてたら、次の日の下げであっさり損切り・撤退してた可能性だってあるんだぜ。どんな株の売買の仕方を選んだとしても、難しいことに変わりはないかもしれない。

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どう動く?

1枚目、S&P500、2018年初頭から。2枚目、同じくS&P500、こちらは2018年の9月から。黄色の線はOEXのプットコールレシオ。2枚目の下段はVIX指数。

週明け、日経平均株価、株価指数先物が大きく続落して始まるのであれば

  • CFD 日経平均 買い 縮小、売り 検討
  • 米国株 一部を利確、SPXLを利確

S&P500指数の22日の終値が2800.71pt。-150~-200pt前後まで下がる可能性も意識して動こうか。

チャートを見ると、S&P500指数の2800pt前後の水準は何度か上昇が止まり下げ始める転換点になってるんだね。利益確定売りが意識されやすいところではあるかもしれない。

日本経済新聞
米中貿易協議、北京で28~29日に開催

一方で貿易協議の開催を前に何かポジティブな材料が投下されれば、株価の支援材料に。他、10-12月期の米GDPなど経済指標の発表も控える。

そろそろここが天井だろうと思っていたところを大きく上に抜ければ、NYダウもS&Pも日経平均株価も最高値を目指す動きを期待してもいいかもね。

OEXのプットコールレシオについては数ヶ月経過を見てるけれども、2018年10月~年末まではこの数値の上昇に追随して株式市場は下落、2019年からは一転、数値が上昇しても無傷で株式市場は上昇と2つの顔を持つ結果に。

はいそこ、約に立たねーwとか思わない。何かしらの法則があるのかもしれない。このプットコールレシオ、直近の画面右端で大きく上昇しているので一応、売りシグナルは点灯。

今度こそ当たるかどうか。いや、私は下がって欲しくないんだけれどもね。

最後までお読み頂きありがとうございました。お役に立てましたでしょうか。
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