記事を分けました。
さて2018年1月10日。日経平均やNYダウ、S&P500指数もそろそろ底入れしたんじゃないか、そんな風に明るい見通しを持つことも多少は出来る様な地合いになってきました。
その最中に急遽記事を起こしました。それがこちら。
ここから下は読んでから戻ってきてくださいませ。
数十万ドルの損失を抱えながらも、ここからできる一手を考えている悪魔トレーダーの私は昨年末からプットコールレシオについて注目し始めたんだ。
それは完璧ではないが、少し先の未来を占うには面白いと思ったんだ。
前の記事で貼っているものを再掲。
右端、1月10日のプットコールレシオに注目。
どうだい。プットコールレシオが2018年の10月以来、急騰しているじゃないか。それも急落前と同水準までの異常な上昇だ。
何が起こるか?
一つは昨年の10月から12月にかけて起きた大きな下落がもう一度やってくるかもしれない。直近で一日に株価指数が2%以上大きく下げて取引終了となるなら、その日以降も株価指数の調整が続くかもしれない。
もう一つはトレンド転換。底打ち。プットコールレシオが大きく上昇した後に一転して急落、株価指数は続伸、VIX指数は低下となるなら、株価は今日以降、上昇する可能性を疑う。
なぜ売りのシグナルを両方の方向から疑うのかと言えば、それは株価指数や個別株が既に大きく下げた現状があるから。米経済が堅調であり、一定のGDP成長が継続されるのであれば、バリエーション的には割安感が増しているはず。
気の早い投資家は今のポジションから現金の比率を引き上げておいてもいいかもしれないし、既に現金のポジションを取っていたならもう少し様子を見て売買してもいいかもしれない。
いずれにせよこれから数日の値動きに警戒したほうが良さそうだ。