2019年のNISAでも使えるでしょう。もし今の株価がそう遠くない未来に急回復するのであれば、大きな節税効果が得られます。
2018年のNISA枠を使ってSPXLを購入。350株。
— マモン (@mmn_investing) 2018年12月24日
24日の晩にDirexion Daily SPXLを購入しました。まだ今買うのは早過ぎます。落ちるナイフを素手で掴みにいくのと同じです。
それでも私が購入を決めたのは、2018年のNISAを使う必要があったためです。2019年に使う人はじっくり腰を据えて上昇を待つのが賢明です。
SPXLは2017年初めの水準にまで下落。下のSPDR S&P500 ETF(SPY)は2017年4月頃の水準にまで値下がり。
これが短期的な下落に終わるかどうかは今の時点ではわかりません。株価指数の下落を裏付ける様に、後から経済指標の悪化が相次ぐ可能性もあります。それでも私は今の下落を買いの機会と見てエントリーしました。
楽観的な見方をすれば、今から数ヶ月後に株価指数が回復、2018年の最高値圏に戻ったとしましょう。そうであれば、SPXLは評価額を2倍にして、利益確定ができることに。しかも源泉徴収は無しにそのまま利益を受け取ることができます。
100万円分の含み益があれば、特定口座であれば約2割が源泉徴収。非課税口座であれば、100万円をそのまま受け取れます。
悲観的な見方をすれば、このまま下落が止まらない場合。長期で塩漬けコースになるか、大幅な損失を確定させて撤退するシナリオも。しかも非課税口座は他の特定口座と損益通算が出来ません。
またレバッレジETFは償還リスクも併せ持ちます。半年、一年と持ち続ければ回復したかもしれない、ところが吐き気を催す様な最悪なタイミングで償還が決定してしまう可能性も。
レバレッジをかけないETF、日経平均やNYダウ、S&P500指数に連動するETFでもいいと思います。好みの問題だと思います。ただここで買ってから、長期で寝かせておけばしっかりしたリターンが得られる、そんな未来の可能性は少なくなってしまった様に思います。
今年は2月の急落、次いで10月から始まった現在の下落、2回大きな調整を経験しています。今回の調整が収まったとしても、また一定の頻度でこうした調整は起こりうるだろうと考えます。
そうであるなら、2019年中のどこかで適宜利益確定を行ったほうが良いだろうと考えます。
正しい使い方ではありません。本来のNISAは長期での資産形成を目的とした制度です。