こんばんは。日経平均が2万1000円を割れてしまった19日の株式市場。NYダウやナスダックも崩れ、WTI原油先物も1バレル50ドルを切る値に。
これだけの状況を予想できた人はどれほどいるでしょうか。
明日の早朝にFOMCの政策金利発表とパウエルFRB議長の記者会見が予定されていますが、そこに市場がどう反応するかが年内の残された僅かな希望でしょうか。
私は11月末時点で保有株からマイクロンテクノロジーを売却。そこから相場を適宜見てきたものの、未だ何かを買おうと思う気持ちになれず。このままいくと年内、様子見で終わる可能性もありそうです。
さて、こんな状況ですが、もう間もなく2018年が終わり、2019年を迎えます。一年の終わりだからと言う理由だけで無く、税制面も考慮してできることを考えてみてもいいかもしれません。
株取引で過去に損失を出した人、且つ確定申告で損失を申告している人は繰越の残存期間の確認を。繰越できるのは3年間です。「あんなにあった利益がここまで減ったのに!?」と思う気持ちもあるかもしれませんが、今年が繰越できる最後の年であれば、過去の損失と現在の利益を相殺させるために、一旦利益確定をしておいてもいいかもしれません。
特に確定申告をするつもりが無い人でも、今年の状況によっては利益確定をしたほうがいい選択肢もあるかもしれません。今年の前半に株や投資信託で利益確定、後半の今、損失が膨らんでいる、または利益と損失が逆のパターンでも。
特別確定申告を予定していないなら、利益と損失を±0に近づけたほうがいいでしょうね。
投資信託の場合は、受渡日を確認しよう。3営業日後だったりすると、ぎりぎりになるのは25日の15時が売買注文の期限に。
訂正 売却後の約定日が翌営業日、受渡日がそこから3営業日後の投資信託だと、21日の15時までの売り注文が年内に損益を確定させる期限です。お急ぎを。
米国株の場合も。マネックス証券の場合は、受渡日が3営業日目なので25日の夜間の売買が年内の利益・損失を確定させる最後になりそう。
私も一部で利益確定を行います。そう、利益を確定させるには本当にひどいタイミングなのだけれどね。
いつ行うかはー取りあえずFOMCが終わった後で考えています。