お久しぶりです。ツイッターもブログも何ら更新せずに相当な期間が経ちました。その間、ご存知の方も多いですが、NYダウ、日経平均も急落、株式市場は大きく崩れました。
NYダウ
日経平均
ナスダック総合
2018年の初めにも大きな調整がありましたが、それと同規模の株価指数の下落です。まだ今の時点では、ここで下げ止まるのかそれともまだまだ続く大きな調整の始まりに過ぎないのか、どちらとも言い切ることはできません。
私はどうしてたかと言うと、株価、株価指数の値動きは見ていました。
ただ、ツイッターやブログでの更新はぱったりと止めてました。情報を発信しながら、冷静さを保てる自信が無かった、そんなところでしょうか。
目は動かしていた、なら手はどうしていたのかですが、11月末までほぼそのまま持ち越してます。
FANG、ハイテク株の少ないポートフォリオだったら無事だったかと言うとそんなことも無く、むしろメディアで多く取り上げられる「主力のハイテク株が値を下げた」状況よりも時価総額の低い中堅、小型株はより悲惨な状況になっています。
マモンファンドの損益は?
ブログでは定期的に損益を公開してきました。今は下げ幅がひどすぎてとても公開できません。後に笑って言える状況がくれば公開します。
さて、そんな中でマイクロン・テクノロジーを売却しました。
2017年から持ち続けて2年近く。上がる機会を待ちながら、ほぼ取得単価と同じで撤退となったのは悔しいですね。
売却した理由については
- ハイテク株全般に投資家の不安が広がっている
- DRAM、NAND市場のピークアウト懸念
- 米中・貿易戦争
- zacksが投資判断を4 Sellにしたため ※現在は3 holdに戻っています。
- ポートフォリオのキャッシュ比率を引き上げるため
この5つ。特にG20を目前に12月からの株価、米中貿易戦争の先行きを見るために、このタイミングが重要だと考えました。
これをポジティブに考えればいいのか迷うところですが、取りあえずお互いが引かない最悪なシナリオは回避できたんじゃないでしょうか。
後は株価が動いた方向で判断しようかと。マイクロンテクノロジーが12月3日の今晩から大きく値上がりするようであれば、また買い直してもいいでしょうし。ちなみに直近、12月18日に決算を控えています。
ハイレバレッジ、CFD取引はどうしたのか
日経平均やNYダウが最高値圏から下がり始めた段階で徐々にポジションを縮小していましたが、それでも日経平均と原油の買いポジを持っていました。
原油の買いポジは途中でロスカット。ロスカットされた時はしまったと思いましたが、今のこれだけの下げ幅を見れば、むしろそこでポジションを解消できて良かった結果に。
日経平均は一旦、全てのポジションを解消して、また小さく買いポジを持っています。
こんなに大きな下げがあったんだから、さぞ売りポジで利益が取れただろうと考える方もいると思います。実際何度かナスダック100の売りポジを持ってました。ただ、いずれも数時間程度でポジション解消、かなり早めに清算してしまいました。
一連の株価指数の下落、悪材料が続いた格好になりましたが、長期で続いてきた株価の上昇トレンド、どこでポジティブな材料が投下されて株価が急反発するかわからない中で、下落の途中で「売り」を持つのは難しかったですね。買いのポジションは注文後、数日、数週間、決済まで持ち続けることもありますが、売りではそれができず。
現物株や投資信託を持つ中で、未来から見て現在が一時的な下げに収まるなら、こう言う時こそCFDで売りを持って積極的にヘッジしていくべきだったんでしょうけどね。
損益で見るならCFD口座の方が全然マシですw まだ一定の含み益を残してます。
12月にどう動くのか
12月3日の日経平均株価は上昇しました。上海A50指数も上昇、米株指数先物も上昇中です。
世界的なリスクオンの展開に期待したいところですが、12月6日にOPEC総会、12月18日、19日にFOMC、その日以外に売られる動きがあれば、適当な理由を付けて報道されるでしょうし、まだどうにでも動きそうな気がしています。
仮に年内に米中の貿易戦争が完全に決着したとしても、すぐに強気の上昇相場が見られるかどうか。投資家の不安が解消されるにはまだ少し時間がかかると思います。
じゃあどうするかー
何を買うにしても、状況が変われば損切や浅い利益確定、ここまでの状況を踏まえるなら、暫くは神経質に手を動かしても良さそうです。