2018年の3月時点でGMOクリック証券の口座に130万円を入金しました。そこから約半年。大きな動きがあったので取引事例を交えて紹介してみます。
CFD取引をやってみた結果
9月23日の時点で評価額(時価評価総額)は2,140,329円に。130万円から+84万円増、リターンは+64.6%の成績です。
これは一年で資産を2倍にするのも決して難しいことでは無いのかもしれません。
幾つか補足します。
「投資信託を100万円分買ってみた」
何を買ったのかが明確ではありませんが、株式への投資信託であれば、それがインデックス、アクティブ運用の投資信託、また投資対象はどの国かによっても違いはありますが、大きくは同じ方向性を持っていることが多いです。日経平均株価が上がる、NYダウが上がる、そう言う地合いであれば、投資信託の基準価額も同じように上昇します。
反対にCFD取引の場合は「買い」「売り」どちらからも取引を始めることができます。日経平均株価が連日大きく崩れる様な地合いで「売り」から入れば、下落局面でも利益を出すことが可能に。
これは人によっては運用成績が全くの真逆になる可能性も示します。
CFD取引で何をやったのか?
直近の大きな伸びは
- 日経平均株価が2万3000円を超えるタイミングをにらんでいた
- 日経平均株価の買い建玉を7月から少しずつ増していた
やったのはこれだけです。ただレバレッジの悪魔的破壊力と言うべきか130万円分、日経平均株価に連動する投資信託を買ってもこうはなりません。
CFD取引で選んだ建玉とマーケットの方向性が合致したこと、また口座の余力でポジションをどれだけ取っていたかによって、これだけの大きな結果に。
悪魔の囁き?さあみんなもCFD取引をやろうw
私はGMOクリック証券を使っています。
先物取引、CFD取引、レバレッジETFなど、こうしたリスキーな金融商品はいろいろ考え方、見方の交錯する商品だと思います。
特に10人中、2人ないし3人が否定的な立場を取れば、投資初心者の人にはあ、これは触っちゃ駄目な物だなと言うイメージを抱くことでしょう。
私としては、まずやってみればいいのではないかと。初心者がいきなり1000万円単位で口座に入金すれば、悪魔の私もさすがにやめておけと進言するかもしれませんが。
数万円の単位で始めて、取引した上で合う合わないを決めても良いのでは。
CFD取引による失敗、損失はないのか?
ここまでの過程でかなり失敗してます。
最初でいきなり-30%まで資産を減らしました。①の時、日経平均株価の買い建玉を持っていました。日経平均は底打ちして、後は上がるのみだろうと言う予測は外れ、更に続落。
今だったら―大きな動きが見えるまで建玉の数を予め限定するとか、大きく下げた時点でそこから建玉の数を減らす対応はあっても良かったかもしれない。
加えて、7月から8月にかけてかなり損切りを繰り返しました。日経平均に限らず、上海A50、インドNIF指数、金スポットに原油等、一通りの商品を取引します。その結果、一時の残高の最高値から-40万円程度の下落はあったと思います。最初は一定回数の損切りが続くのも仕方ないだろうと思うところがありましたが、実際かなりうまくいかない時期が続きました。
裏を返せば損失を出す取引、機会を減らしていけば、まだまだ伸びしろがあるんだろうと言う実感はあります。
直近、日経平均株価の上振れを捉えたと書きましたが、今後徐々に建玉を利益確定、過熱感のあった上昇は一転、日経平均株価は下がり始めたので売り建玉、再び上がり始めた時には再度買い建玉と仮に相場の動きにかなり合わせることができれば、含み益を+100万、次は+130万(+100%の累計リターン)も現実的になるかもしれません。
また大きな動きがあれば運用の続きを書きます。