2週間前に目標設定を持って米国株に取り組みたい、6月末までに+2万ドルが目標だと書いたんだ。
うん、もう達成したぞ!
個別株ではなく、ファンドとしてポートフォリオ全体でパフォーマンスを上げる点においてはいい状況が作れたよ。
コツはやっぱり気合いだよ、気合い。
だが私は悔しい。
18日の取引開始前にアプライドマテリアルズ(AMAT)の決算発表がありました。売上高、EPSはコンセンサス予想を超えたものの第3四半期の見通しに慎重な姿勢。報道ではこれがAMATの下げ材料と指摘されています。
日本経済新聞
<米国・時間外>アプライドマテリアルズが下落、売上高見通しを引き下げ
zacksでAMATについて見てみると、EPSがコンセンサス予想を下回ったのは2013年の8月が最後です。そこからは決算発表の度にEPSはコンセンサス予想を上回る内容を発表。裏を返せばそれだけ保守的な堅いガイダンスを示しているのかもしれません。
そのAMAT 一日で-8.32%の下落。これに連れて半導体セクターは大幅安。保有銘柄のラムリサーチ(LRCX)、ウェスタンデジタル(WDC)、マイクロンテクノロジー、-2%~-4%程度の下落。
そう保有銘柄の決算発表ではなく、同業、近接する企業の決算発表で被弾。
これは半導体セクターに限らずなんでしょうけど、直近の高値が2018年の1月頃。ここから最高値が更新できていない銘柄はまだまだ多いです。半分まで戻した銘柄であれば、一旦利益確定で売りが進んでもおかしくなさそう。
だから半導体セクター全般で見れば一時的だろうと言う見通し。利益確定売りとAMATのネガティブサプライスが重なったのだろうと考えます。AMATについては何とも。元々、半導体セクターは極端に動く傾向があるので、この下げ幅が妥当なのかどうかも。随分割安になったなーとは思います。
私のポートフォリオに話を戻すと何が悔しいって、この調整が無ければ+3万ドル越えが目前だったんだぜ。
マイクロンテクノロジーの日足チャート。チャートで見ると全然下げてない様に見えるが、17日に-3.19%、18日に-2.39%と結構下げてる。
新規で入りたい人は、一日の値動きが小さくなってから。下げ幅が限定的になる頃合いか、プラスで始まった日、反発の動きが見えてからがいいのでは。昨日でも悪くない。
でももっといいのはここ1日2日の下げ幅をほとんど埋めるくらいのところからエントリーしたほうがいいのかもしれない。それは底で買うよりも、まだ上昇が継続する強さを確認する意味で。
マモンの運用成績は
評価額 | パフォーマンス | |
---|---|---|
年初 | 44,858,593円 | – |
5月18日 | 46,734,024円 | +1,879,368円(+4.2%) |
BUY ASYS
ドル建てで見ると2週間で $394,970.2 → $418,830.6で目標達成。
損益率は年初からドル建てで+6.4%の増加。
これが気合いの効果だーッ!
エネルギー株の上昇が顕著ですが、他の銘柄も健闘しています。
組み替え対象だった住宅のKBホーム(KBH)と自動車のカミンズ(CMI)、金曜日の上昇が気になる値動き。株価は長く低調が続いていましたが、上昇が見えるなら現状の構成を維持します。
目標の再設定は一旦経過を見てから。
じゃあ目標設定をどこに置くのか、これはもう少し経過を見て決めます。
保有する株式を全て売却して利益を確定させたわけではないので、株価の調整が続けばまた+2万ドル割れする可能性は十分に。
短期で急騰したエネルギー株も調整が入れば影響は出てくると思います。
他にS&P500指数で見れば2008年から2017年までの月別パフォーマンスでは6月の平均が-1.30%。参考に7月は+2.33%、8月は-0.96%。
6月以降、全体の値動きが重くなるなら、数銘柄を利益確定して大きくキャッシュポジションにしておくのも一つと考えます。
一方でキャタピラー(CAT)にしろユナイテッドレンタルズ(URI)にしろ、またマイクロン(MU)、ウェスタンデジタル(WDC)などなど、また1月の様な大きな調整があるにしても一度は株価が最高値を目指すのではと見ています。その上値の余地はまだあると思います。
目先はまだ強気目線。来週の値動きに期待します。