この頃、投資家を悩ませる値動きが続いています。その一つの傾向として決算発表がそのまま売り材料になる展開。EPSや売上高がコンセンサス予想を上回った、ガイダンスも強気で示した、それでも5%以上の急落を見せる、そんな値動きが各所で見られた様子。
個別株投資が危ういのか、いやそれともこれは少し先の未来の景気後退を示唆しているのか、などと不安に思うところはあるものの、我がマモンファンドもどうにか持ち堪える展開。
足元、4月27日発表の1-3月期GDP速報値は予想2.0%に対し、結果2.3%。5月1日発表のISM製造業景況指数は予想58.4に対し57.3。5月3日発表のISM非製造業景況指数は予想58に対し56.8。5月4日の雇用統計では平均時給が予想0.2%に対し0.1%。非農業部門雇用者数は予想+19.2万に対し+16.4万人。失業率は予想4.0%に対し3.9%。
ISMの製造業景況指数、非製造業景況が予想を下回ったとは言え、まだ景気の良し悪しを示す分岐点は50、その50を超える水準を保っているのは強気維持でいいのでは無いかと。
S&P500指数、日足チャート。
お手本の様な三角持ち合い。徐々に値動きの幅が小さくなり、左から右にかけて三角を示す形に。この先に上か下、どちらかを示す確証はありません。ただ、チャートのパターンとしてはそろそろ大きな動きが起こりそうな予感。
注意点、騙しもあります。これは例えば1ヶ月後に大きく上昇する動きがあったとしても、一度下に下げる場合もあります。逆もまた然り。
だから上がるとは言い切れません。大きな動きがそろそろあるだろう、くらいの言い方に抑えます。
とは言え私は上目線。そして目標設定がここから大事になってくる予感。
私も目標を持つことで意識が変わってきた。
例えば
ここまで幾ら損してるとかは取りあえず忘れよう。
損益に-10%とか-20%とか刻まれていても取りあえず忘れる。
ドル円もややこしくなるなら忘れていい。
6月末までに今の資産から+1000ドルを狙いたいとしよう。
チャートも三角持ち合いを経て上昇が見えてきた。
ところが自分の銘柄だけは上がってこない、それならやることは銘柄の組み替えしかない。
アマゾンの株を買うとかフェイスブックの株を買うとは”おそらく”グロース株の組み入れが必要になるだろうと思う。
最高値圏から売られた銘柄であれば、値を戻す前提で考えた時に、どれくらいの値幅が取れるか大体の計算ができる。あとは1000ドルを狙うために幾ら買うのか、いつ買うのかが重要に。
連日下落続きだった銘柄が切り返して大きく値を戻すのではー?
銘柄に依るでしょうね。傾向としてはグロース株、テクノロジー株とかチャートが上に走る銘柄のほうが狙いやすいかもしれない。
こんな感じでゴールを設定すれば、何をすべきかが見えてくると思う。資産に対してリターンの目標設定が高ければレバレッジETFとかCFD取引も併用する必要が出てくるかもね。
私も米国株投資に目標を設定。私は6月末までに+2万ドルを狙いたい。
総資産では投資信託、CFD等も全て合わせてひとまず+360万円を目標に。
1年間の目標設定を設けるのも大事ですが、それよりも少し近い期間に目標を持ってくるとまた自分の意思、行動をどの様に決めるべきか見えてきます。
タイミングとしてもそろそろ上がる”かも”と思わせる頃合い。
4日の値動きから見ると、エネルギー株、NOG,DNR,CRZO しっかり上昇。半導体、半導体製造装置 MU,LRCX。鉄鋼 MT,NUE。化学 CC,KROなども強い。
私は下げた銘柄が最高値に向けて値を戻しそうな銘柄の選定が半分くらい。一部、RCKYとかM、今回下げてない銘柄もあります。エネルギー株もこの頃はずっと値動き上昇続きです。
残した買い余力でどのセクターを買い増すかは来週に。
上昇トレンド再開なら目標に向けてベストな形を取ります。
マモンの運用成績は
評価額 | パフォーマンス | |
---|---|---|
年初 | 44,858,593円 | – |
5月4日 | 43,562,544円 | -1,292,111円(-2.9%) |
ドル建てでは年初から大きく変わらない水準であるものの、円貨で見ると未だマイナス圏。
それでも随分マシになってきた印象。一時株安、円高で結構厳しいことになってました。週単位の記帳では最大で年初から-330万円くらい。瞬間的に下げた日であれば、年初から-400万円とか-500万円くらいまで下げ幅が拡大してたと思います。