今週の水曜日までに幾つか売却に動きました。
先週、マネースクウェアのセミナーに参加してきました。はたまた今週18日にはマネックス証券の広瀬さんのオンラインセミナーもありました。共通していた内容は何でしょうか。
米国株は割高
だからと言ってすぐに降りろと言うのではなく、今の相場はそれはそれとして活かしましょう、そんなニュアンスでした。
とは言え、セミナーの講師として上から指導する立場でも、証券会社の営業マンでも無い私が個人投資家の同胞に向けて言葉を送るなら「今の地合いは危うい。無理するな。慎重になれ。」です。
ましてレバレッジをかけたETFをホールドしてるとか、大丈夫かいな・・・と思うけれども各自が良いと思ってのことであれば、それ以上は言うまいか。私ならトレールストップをかけて直近高値から7%、8%下げたら一旦撤退できるように注文を出しておきます。それでも今の上昇相場でSPXLを持っていたなら利益を確定して切れるはず。ホールドすることに意地にならないことを勧めます。
何が危ういか?
今週17日の保有銘柄の値動き。前日比。
デンベリー・リソーシズ(DNR) +5.11%
ラムリサーチ(LRCX) +7.72%
アプライドマテリアルズ(AMAT) +5.21%
ケメット(KEM) +4.54%
この上がり方、普通じゃねーw
決算発表の内容に反応して大きく動くならわかるものの、相場の強気、弱気の勢いに反応してこれだけ動くのはやはりおかしい気がします。
これだけ動くと下がる場合も同じだけ動きます。
自分の保有銘柄はそこまで動かないと感じる人も時間の問題だと思う。やがてこの値動きの大きさは広がっていくし、いつかはインデックスにも大きな影響を与えることになるでしょう。
マモンの運用成績は
評価額 | パフォーマンス | |
---|---|---|
年初 | 44,858,593円 | – |
1月19日 | 45,878,339円 | +¥1,323,279円(+3.0%) |
SELL KRO
SELL BCC
SELL TRTN
SELL PPC
4000ドルの円貨への振り替えが無ければS&P500とほぼ同等のパフォーマンスです。
これでいい。むしろスタートは出来過ぎ。
冒頭の米国株は割高との向き合い方になりますが、私は今年インデックスが+30%上昇したとしても、そこに意地になって+32%とか+35%と言ったアウトパフォームすることにこだわりがありません。
むしろ今年、暴落がくるであろうなら、+100万円でも今年の利益を残して現金化に成功できれば良しとします。
リーマンショック以降から景気の拡大局面は10年目に突入。その間に乱高下する局面はあっても株価指数はずっと上昇が続きました。GDP成長は続き、好調な業績が続く企業も多いです。雇用も固い、税制改革によるEPS押し上げ効果もあるでしょう。
それでも全体的に株価が割高である点、また個別株の値動きの幅が大きくなっている点は一定の注意が必要かと思います。
拡大したキャッシュが暴落への備えかと聞かれればNOです。直近の上昇は過熱気味なので少し様子を見たいくらいの意味合いです。米・政府予算の期限が19日まででこのままだと今日以降、一部の公的機関が閉鎖になる模様。「閉鎖」と言っても定期的に上がってくるネタなので、株価にそれほど悪影響は無いはずですが一応は警戒する形です。
買い足す方向で検討しているのはマイクロンテクノロジー(MU)、コンステレーションブランズ(STZ)、ハンツマン(HUN)、他中小型株。中小型株については明日別記事でアップ予定。 後日更新します。
ケメット(KEM) 17日だけじゃない、昨日も変な上がり方してます。+8.8%の上昇幅。チャートで見るとそれほどでも無く見えますが、前日比でこれだけ動くのは・・・やはり危うい気がしますね。
石原順さんの言葉を借りるならバブルの時ほど株価はよく動くそうで。例え瀬戸際だったとしてもこの相場をうまく乗りこなして、驚愕のパフォーマンスを出すブロガーの方もいるかもしれません。
私は今年、総資産で+7%~+8%のリターンが取れれば〇。春以降値動きが重くなってくるなら半分以上をキャッシュに変えてもいいのではと思っています。