29日の米国株式市場、大きく荒れた展開になりました。
10年債利回りの上昇に合わせて、銀行株や保険株が上昇。その一方でナスダック総合指数は大きく下落。
NYダウやS&P500指数が小幅に上昇する中で、ナスダック総合指数の下落は異様な光景に移るのでした。
あわわわわわわ、なすだっくーーーーーーーーつ! https://t.co/iIIso01eMs
— 広瀬隆雄 (@hirosetakao) 2017年11月29日
ほんと悪魔w
ここまでナスダックが急落するのはリーマンショック以降記憶がないです….(´༎ຶོρ༎ຶོ`)
— 投資カービィ(-8.81歳) (@big_loss_punter) 2017年11月29日
どっちもひどいw
カービィさんはわかってて言われてるのだろうけど、別にナスダックが1%下げるとか、2%下げるなんてあるある。よくあるほどではないけれど年に数回は起きてるよ。
FANGやハイテク株がどれだけ急落したのか
米国株のFANGとは?
ジム・クレイマーが提唱した言葉。フェイスブック(FB)、アマゾン.com(AMZN)、ネットフリックス(NFLX)、アルファベット(GOOGL)から一文字ずつ取った造語。後にFAAMG、アップル(AAPL)やマイクロソフト(MSFT)を足したバージョンも派生しています。
※まだ取引時間中に記事を書いています。
真っ赤な銘柄、そしてより鮮やかな銘柄ほど下げ幅が大きいことを示します。
アルファベット(GOOGL)やフェイスブック(FB)、アマゾン.com(AMZN)、アップル(AAPL)、エヌビディア(NVDA)などなど。
今年のパフォーマンスとして有終の美を飾りそうだった銘柄があと1ヶ月を残してつまづく結果に。
そこでじゃあアルファベット(GOOGL)やアップル(AAPL)が2%以上下げているけれど、それがどれだけ異常事態かと言えば
別によくある。
私の見解をお伝えするなら一日だけで判断するのは難しい。
狼狽売り、たった一日だけの急落で明日からは猛烈に買い戻されるかもしれないし、このままトレンドががらっと様変わりする可能性もあるかもしれない。
耐えれるなら耐えたほうがいいと思う。どこまでも落ちそうだと思うなら保有銘柄を一度に切らずに順に切ったほうがいいかもしれない。
バリエーション、大きく下げた銘柄がずっと割高だったのかと聞かれればそうは思わない。ただバリエーションの適正値に関してはマーケットの総意で決まるところがあるので、例えば毎年+10%、+20%と利益を伸ばしてきた企業が予想PER10倍前後で放置される可能性も否定できない。
あなたが投資家として目覚める時がキタ!
ピンチは自分を成長させるための機会と考えよう
FANGやナスダックが下げても、俺のポートフォリオには全然関係無いよって人から朝目覚めて、愕然としている人まで様々かもしれない。
ここで藤井聡太四段や錦織圭を想像してみよう。または自分の好きなチーム、スポーツ選手でもいい。
いつの試合でも常に優位な状況があるわけじゃない。
時に厳しい状況に置かれて、それでも勝利のために前を見据えなければいけない状況がある。
株式市場だって同じ。試される局面がやってきた。
茫然としているのではなく、頭を働かせよう。
今の状況がチャンスだと思うなら最大限活かす手を考えよう。
買うのか売るのか、どう選択をどるかでまた1ヶ月先の結果も変わってくる。
私?私もがっつりやられてる。
どうするか考えますよ!
追記
29日の取引を終えてFANG、他ハイテク株が大きく下落しました。下記に下げ幅を残します。
フェイスブック(FB) -3.98%
アマゾン.com(AMZN) -2.55%
ネットフリックス(NFLX) -5.53%
アルファベット(GOOG) -2.26%
アップル(AAPL) -2.31%
マイクロソフト(MSFT) -1.83%
マイクロンテクノロジー(MU) -8.91%
アプライドマテリアルズ(AMAT) -8.91%
ラムリサーチ(LRCX) -8.68%
エヌビディア(NVDA) -6.53%
ウルトラクリーンホールディングス(UCTT) -11.92%
下がった分だけ株価が割安になると考えれば、買いで入る大きなチャンスかもしれません。
初心者の方は下げた底で狙おうとするよりも、大きく下げた後に少し戻してきた頃合いを買いのタイミングとしてみることをお勧めします。
追記2
アンケートフォームを設置しました。よろしければ回答をお願いします。