28日の取引を終えて米国株式市場 NYダウは21,830pt、S&P500は2,472.52ptとナスダック総合は6,374.68ptとなりました。
インデックス、指数連動のETFを購入している人にはおよそ今起こっている状況は理解できないかもしれません。
はたまたネットフリックス(NFLX)やフェイスブック(FB)、ボーイング(BA)、これらの株価が決算発表で急騰したことを知っている人は個別株投資でさぞ美味しい思いをしているかと思う人もいるかもしれません。
28日に起きたのはこちら。
目立つところを拾っていくと、アマゾン.com(AMZN) -2.48%、スターバックス(SBUX) -9.24%、エクソン・モービル(XOM) -1.52%、ウェルズ・ファーゴ(WFC) -2.58%、アルトリアグループ(MO) -9.49%、他にウェスタンデジタル(WDC) -7.45%、やマイクロンテクノロジー(MU) -3.17%、など。
日本人が買う米国株の中でも馴染みのある銘柄が軒並み急落しました。それは決算発表の内容だったりFDAのたばこ規制に関する影響だったり。北朝鮮のミサイル発射もマーケットを混乱させました。
グロース株投資だったりシーゲル流だったり、米国株にもいろいろありますが、どんな方向性であっても被弾した人が多い状況。
損失が出た場合、ここで売るべきか
私の経験に照らして言うと個別の決算や材料に基づく株価の急落はなかなか戻ってこないことが多いです。
フィットビット(FIT)、ギリアドサイエンシズ(GILD)、シェイクシャック(SHAK)、シーゲイトテクノロジー(STX)、USスチール(X)などなど、私もいろいろと損切りしてます。
実はなかなかと言うか、元の高値にいずれも戻ってません。
今日下げた銘柄が同じ道を辿ると言ってるわけではありません。ただそうなる可能性を疑うことは投資家にとって必要かもしれません。
前日からの株価の値動きで-3%~-4%くらいだとまだ切り返す可能性。指数と連動して一緒に下げる場合も戻す可能性は高いです。一方で個別の要因に基づく下落でその下げ幅が極端に大きい場合は、今後の先行きを注視する必要があると思います。
今日が金曜日であったことは一つの幸いかもしれません。値動きも土日を経て一旦落ち着きを取り戻せるかもしれません。投資家にも決断する時間的な余裕が生まれます。
大きな損失が出てしまうとつらいです。苦しいです。私もわかります。
でも考えましょう。そこからできる最善の一手を。