米国株で作るポートフォリオ。自分でファンドマネージャーになってみる。

ETFや投資信託では無く、個別株に投資しましょうと書くと、そんなのリスクが高い!と思われるかもしれません。

でも米国株であれば一株から買えますし、国内株式もワン株を利用すれば単元未満の株を購入することも。誰でもやってみることは可能です。

私が約1年間、やってきたことについて書きます。

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面倒。そんなの手間。それでもやるメリットは?

インデックス(指数)への投資がこれから始める人には馴染みが深いかもしれません。でも1年間、保有を継続して1%でも2%でも年間のリターンを高める可能性があればいかがですか?それが5年10年と続けていけるなら、後に続く結果も大きくなる可能性を持ちます。

やってみるとしてどの様に米国株を買うのが良いか。

石油関連株だけ、テクノロジー株だけと言った偏った銘柄選考はしない方がいいと思います。出来るだけ業種は分散させた方がいいと思います。

ポートフォリオに幾つ組入れるのが適切か。

私は今現在、15~20銘柄で全体のポートフォリオを作る様に意識しています。

0228-myperformance

(ご参考)2015年私のポートフォリオの運用成績。

15銘柄くらいで米・S&P500指数と似た値動きになります。また年間を通して見るとS&P500を上回る成果にも。Portfolio(円建て)とS&P500(円建て)を比較してみてください。

ただ、じゃあ15~20銘柄と言うのはどこから出てきたのか。これについては下記ご参考に。

もっと銘柄数を少なくても良いのでは

かもしれません。5、6銘柄でポートフォリオの運用が出来ますよと書くと、ぐっと敷居が下がる気がします。あれもこれもとたくさん買うのも大変です。

一方で気を付けたいのは株価の急落リスク。突然、5%と6%と下げるならまだいいほう、ある日20%近く急落する可能性も。私は10銘柄買えば、1つくらいはそんな急落銘柄を当ててしまう印象。5銘柄で構成する場合は、平均的に配分すれば全体の20%。この20%の比率を占める株式がある日急落してしまうと以降の立ち回りが難しくなります。

そう言う意味では急落リスクに備えるための分散・銘柄数と考えたほうがいいかもしれません。

低PER、配当重視の銘柄を買って、そもそも急落リスクの少ない銘柄で全体を構成するのも一つだと思います。

アクティブ運用の投資信託はもっと多い

以前に幾つかの投資信託の目論見書を見ましたが、40銘柄とか多いものだと80銘柄と言ったものも。ただ、買えば買うだけS&P500指数と似た値動きになります。また買えば買うだけ状況を把握する手間も大変になります。私は参考にしても真似はしなくていいと思っています。

銘柄は少ない方がインデックスを上回る確率が上がる

「株で富を築くバフェットの法則」第5章 P227~も宜しければご参考に。15銘柄で構成したポートフォリオ(ランダムに銘柄選定)とS&P500を比較すると、4分の1の確率でS&P500を上回る結果に。他に50銘柄、100銘柄、250銘柄の結果もありますが、銘柄数は少ない方がよりリターンを得られる可能性が高くなります。もちろんリスクも高くなる点はお忘れなく。

いかがでしょうか。ファンドマネージャーになってみるとして、その時、銘柄を「幾つ」組入れるかと言うお話でした。

最後までお読み頂きありがとうございました。お役に立てましたでしょうか。
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