Contents
このところ、何を買おうか、どう運用していこうか迷ってましたが、ここで一つ方向性を決めます!
素人でも展望を持つのは難しいことじゃない
運用を始めた初期に鉄道のユニオンパシフィック(UNP)を組み入れてました。シェールオイルの輸送にも期待でき、今後の株価上昇にも期待された銘柄でした。ところが人員削減、決算も冴えずで株価が下落、長期的な回復は難しいと見て売却しました。
スマホ関連、スカイワークスソリューションズ(SWKS)も昨年売却。スマホが世界的に普及、ピークアウトしたのでは!?と言った報道が出始めてからこちらも売却しました。
内需中心の銘柄選考、コンステレーションブランズ(STZ)やホーメルフーズ(HRL)を昨年秋頃より組入れ始めましたがこれもうまくリターンを計上しています。
いいところばかり( ※自分が外した予測は書いていない )書きましたが、普段のニュースサイトや投資情報を目にするだけでも、なんとか戦えてきたことに。
ここで!2016年、これからの戦い方を考えてみます。
2016年の今後は
米国のS&P500指数。1月、2月と下げて、ここから株価は戻していくのかどうかと言った具合。
私は長期的には今後も波乱含みな展開が続くと見ています。
株式100%の資産運用の仕方
多分、2013年、2014年頃であれば、まだ今のポートフォリオの作り方で問題無かったと思います。年間を通して、良い時悪い時はありつつも、結果的には一定の株価上昇が見込めた。残念ながら2016年については“そうではない”運用が必要に感じています。
改めて債券、現金を見直します。
債券のETFに関しては米・利上げを前に敬遠していました。ブログでも債券の投資信託は買わない様に言ってました。ところが実際は、米・10年債の利回りも益々低下し、米国債券のETFは基準価額を上げることに。もっともここから少し株価が上がってくるようであれば、直近では利回り上昇、債券ETFも基準価額下落の流れになると思います。
現金、待機資金を作っておくことも去年から意識してましたがこちらも頃合いを見てバランスを取ります。今はほぼ全て株式に投資しています。
今やろうとしていること
株価の下落局面に米国債券のETFは上昇しました(上昇しない場合もあります。)今後もこうした値動きはあると見ています。米国債券のETFをポートフォリオに予め組み入れておき、株価が下がりきったところで売却、現金に。今度は現金で株式を購入すれば、株価下落時にもリターン、下落からの回復局面でもまたリターンを得られる事に。
そううまくいくとは思ってません。ただ2015年の8月、2016年の1月と既に年に2回もこれだけ大きな下落があったことを考えると、何か次の急落に備えるための方法を試します。
もうインデックスとは競争しない!?
これまでS&P500指数と自分のポートフォリオを比較してきました。今後もこれは継続します。でも少し競争する意識は控えるかもしれません。
インデックスと同じ値動き+αのリターンを狙うのであれば、個別株を長期保有していれば、およそ似た値動きに落ち着きます。これは去年一年、今年の値動きを記録して分かったこと。
債券を組み入れると、株価の上昇局面ではポートフォリオの伸びが悪くなります。投資信託のバランス型ファンド、株と債券を合わせて持つタイプのものも、株式投資だけの投資信託と比べると年間のリターンが劣ります。でもそれは株価が年間を通して堅調に上がったらの話。
3月~12月にかけて株価も堅調に伸びていった、一方自分のポートフォリオでは債券を組み入れたために低調な成績に留まってしまった、こうなる可能性もありますが、少しずつ安定性を意識した運用を考えていきます。どう増やすかよりもどう減らさない運用をするか、と言う視点に移りつつあるのかも。
個別銘柄の見通し
レバレッジETF Direxion Daily S&P500 Bull 3X ETF(SPXL)は保有しているだけでリスクになるので、どこかで売却します。
バイオジェン(BIIB)やアクティビジョンブリザード(ATVI)などなど、この辺りも頃合を見て売却します。
その後、債券ETFあと電力会社の株を一つ、どこかで組み入れる形を今のところは予定しています。すぐには動きませんが、徐々に今回の指針を意識したポートフォリオへと変更を試みます。