これが年率20%の資産運用法!私も実践するよ!

※追記 2015/1/12
不安定な情勢が続くので一旦全て売却しました。記事は参考までに残します。

ほぼほぼ考えがまとまりましたので、公開します。
2015年に年20%の運用利回りを達成する方法です。

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1.外国株口座でDirexion Daily S&P500 Bull 3X ETF(SPXL)を買う

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まずこれがベースです。私はマネックス証券で外国株口座を開設しました。Direxion Daily S&P500 Bull 3X ETFアメリカのS&P500指数に連動するETFです。このETFはスワップ取引を使い、S&P500の3倍の上昇率を目指すものです。

いろいろと面倒な人はこれ1本の長期保有でいいと思います。ここからアレンジを加えます。

いざという時に備える

このSPXL、万能ではありません。デメリットももちろんあります。3倍の上昇を目指す場合、下落時も3倍になります。何かいざという時のための対策は考えておいたほうがいいと思います。

2.SPXL+購入余力を残しておく

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もし大きく下げてしまったら、そこからの反動の動きがあったタイミングで買い足します。利益が取れたら元のバランスに戻してもいいと思います。

3.BullがあるならBearもある

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Bullはバッファロー 突き上げる動き、連動する指数が上昇するなら上昇
Bearは熊 腕を振り下ろす動き、連動する指数が上昇すると逆に下落

Direxion Daily S&P500もBull型だけでなくBear型もあります。それがDirexion Daily S&P500 Bear 3X ETF(SPXS)。もし数カ月単位で連続して株価が下落する局面に陥ってしまう場合は、Bear型とBull型を両方保有して、損益を相殺させるのも一つ。もちろん全部をBull型からBear型にスイッチさせるのも一つ。

とは言え心配なのは、株価が下げる様な局面でどれだけ適切な対応ができるかと言うところ。

直近では2014年10月に大きな市場全体の下落がありました。SPXLも一時20%を超えて下げています。戻したから良かったものの・・・、30%,40%と下げて、そのまま戻らない可能性だってあるわけです。

20per-chart1
yahoo.comより

4.債券ETFを組み入れる

20per-plan4

私はこれが答えになりました。20年を超える米国債に投資するDirexion Daily 20+ Yr Trsy Bull 3X ETF(TMF)を組み入れる。チャートで見るとこんな形ですね。

20per-chart2
yahoo.comより

10月の下落をうまく補完しています。もちろん債券も同様に下げる局面もあるでしょう。ただ一つの事例として株式の下落を債券が補完している点に着目しています。TMFでは無い他の債券ETFでもいいのですが、元々株価ほどの上昇は見込めないので債券も同様にブル型の方がいいと思います。

私はSPXL・個別株とTMFを9:1くらいの割合で運用予定です。先の10月の下落も全部では無く多少カバーしてくれればそれで良いです。現金も別に少し残しておきます。2015年は概ねこの水準でいく予定ですが場合によっては8:2、7:3の水準に変える可能性もあります。一時的に売却して$に避難させる場合もあるでしょう。冷静に情勢を見ながらも適宜機動的に配分を変えるつもりです。

基本はSPXL1本で年20%達成できると思います。後はアレンジ次第でより安全性を高めた運用や、損失を抑える防衛策を講じることができるかと思います。

※追記 2014/11/28
SPXLの検証記事を書きました。
【アメリカETF】Direxion Daily S&P500 Bull 3X ETF(SPXL)のリターン
【アメリカETF】Direxion Daily S&P500 Bull 3X ETF(SPXL)の長期保有は危険?

※お願い
くれぐれも最後は自分で決断・自己責任でお願いします。

SPXL、TMFを買うには外国株口座の開設が必要です。
アメリカのETFを買うには、外国株口座が必要です。
私はマネックス証券の外国株口座を使用中。株、投資信託、FX等の取り扱いも多いので、申込みだけしておいて後から運用するのでもいいと思いますよ。

補完:

・そもそもアメリカの株式市場が上昇するのかどうか不安な人はアメリカ経済の現状を調べてみるといいです。日々のニュースや雇用統計の発表を見る範囲で充分。

・外国株口座なので為替損益も発生します。また円高に戻ったら?心配であればそれも調べておきましょう。

3倍で無く等倍のVOOやTMFは?それでもいいと思います。ただ大きなリターンは見込めなくなります。

・Direxion Daily 20+ Yr Trsy Bull 3X ETF(TMF)1本は?債券なら安定してるのでは?ブル型なのでリスクも高まっています。株価が大きく伸びる局面では債券が下落するので、SPXLとTMFをセットで持っておいたほうがいいと思います。TMFは2013年1月~12月で-40%のリターンを記録しています。SPXLは同期間で+113%。

・Direxion Daily 20+ Yr Trsy Bull 3X ETF(TMF)ですが取引量が極端に少ない点を確認しています。場合によってはSPXLとTMFでは無く、SPXLとiShares 20+ Year Treasury Bond(TLT) での運用も検討するかもしれません。

・マネックス証券では外国株口座からの入出金はできません。換金の際は、一旦、円に戻し、特定口座に移す必要があります。※他証券会社も同様だと思います。ただ、要望は受け取っているらしく、今後の対応が期待されます。

債券・株式の配分の最適解はある?今はわかりません。安定性を求める場合でも株式:債券を6:4くらいで株式多めの方がいい気がします。

・私は個別銘柄にも投資を行います。今後、景況感に応じてSPXLに頼らない運用法も追及します。市場全体が横ばいで一年を終える場合は、個別銘柄でポートフォリオを組んだ方が成績が上回る可能性を考慮しています。

最後までお読み頂きありがとうございました。お役に立てましたでしょうか。
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コメント

  1. 通りすがり より:

    SDRL絡みの記事を探していて、偶然にこのサイトに立ち寄った者です。初めてのアメリカ株がSDRLでいきなり60%近くの下落を経験した貴方、そんな貴方が今度はブル3倍ETFを「これ一本の長期保有で良いと思います」と書かれているので、余計なおせっかいを承知で書きます。

    レバレッジETFはやめた方がいい。2倍も3倍も同様、ブルでもベアも同様、この手のレバモノは避けるが賢明です。そもそも貴方はレバモノを理解していない。SP500とSPXL(SP500レバ3倍)に数字を当てはめて説明しましょう。

    両方が100ドルでスタートです。SP500が10%下落すると、SPXLは3倍の30%下落します。つまり、SP500が100→90に対して、SPXLは100→70です。次にSP500が11.11%上昇して100に戻ると、SPXLは33.33%上昇する。つまり、SP500が90→100に対して、SPXLは70→93.33です。

    ピンときますか?SP500は100→90→100なのに対して、SPXLは100→70→93.33となる。SPXLは100に戻ってこない。レバモノは、下落+回復の流れでの、回復の部分が弱いのです。これを広義で「タイムディケイ」と呼びます。

    レバモノは、超短期の投資手段です。レバ3倍ETFを長期投資なんてありえない。SDRLもSPXLも、普通の人が手を出さない銘柄が目立ちます。またBRKを早めに売却したと書いていましたが、一番手堅い投資法はBRK株かVTI(SP500インデックス投信)です。アメリカのYahooファイナンスでBRK-Aの過去34年の値動きを確認すると良い。BRK一転集中か、若しくはVTI一転集中が賢明です。

  2. シャドウ より:

    通りすがりさん、またまたありがとうございます。よろしければ少し意見交換させて頂くことは可能でしょうか。(メールアドレス削除)レバレッジ型については同様の投資信託の目論見書にも目を通していますので、言われている内容は理解しています。

  3. シャドウ より:

    通りすがりさん、検証記事を書きましたのでよろしければそちらにご意見ください。バークシャーの株は私も良い株だと思っています。ただ私は自分でポートフォリオを構築したいのです。バフェットに関する書籍、情報は私も拝見させて頂いてます。

  4. […] 以前にもレバレッジ型のETFを購入して年20%の資産運用が出来ないか記事を書いたのですが、改めて今後シリーズ化してみます。 […]