毎月分配型投資信託の誤解。毎月分配型は本当に良く無いのか。

悪く言われ過ぎじゃないでしょうか。

なんだか悪く言われ過ぎな気がするのです。しかもいやいや・・みたいな適当なとこで話を切っちゃったり誤解の含む言い回しだったり。なので当サイトもこのテーマについて語ります。

さくっと概要を。投資信託はお金を集めて運用。集めたお金を債券や株式に投資。運用して利益が出ると、基準価額が上昇したり、分配金と言う形で購入者に還元される。毎月分配型はその分配金を毎月出しますよと言う趣旨の投資信託。

まず、否定的な人の意見に合わせると、毎月分配型・高分配を売りにする良く無い商品があるのは事実。基準価額もずるずる下がっていく。毎月お小遣い感覚で分配金を貰っていたら、気付いたら元本が大きく減っていた-みたいな例えも良く聞く。

否定するのはいいんです。でもちゃんと述べて欲しい。

毎月分配型は複利効果が無い。

そんなことないです。

分配金を他の口座に移してたらその通り。基準価額が減って元本がマイナスになる事例もあるでしょう。でも、そう言う人の多くは分配金を再投資する場合の説明が少ない毎月分配型と無分配の資産成長型(もしくは無分配指向の1年決算型)とを選べる人はいいが、気になる銘柄が毎月分配型しか取り扱いが無い場合もあるわけで。

どちらか選べる人には資産成長型や1年決算型がもちろんお勧め。でも毎月分配型で再投資してたら実際そう変わらないですよ?

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毎月分配型と資産成長型をシュミレーション

仮に基準価額1万円 年率12%の商品があったとしましょう。
1万円を5年間運用して幾らになるか、ざっくり計算してみる。

無分配で5年間運用すると
10,000×1.12×1.12×1.12×1.12×1.12 = 17,623

プラスの12%分が分配金で支払われた場合。但し都度再投資する。
1.12×0.8(20%は源泉徴収)=1.096(税引き後の利回り)
10000×1.096×1.096×1.096×1.096×1.096 = 15,814

差額 1,809円。

なぜかここで説明を切ってほうら少ないだろう!なんて力説する人もいる。

上の資産成長型は売却時にプラス分から20%が徴収。
(どっちみち税金はかかる)
7623×0.8=6,098

実際の差額は284円。

※毎月分配型の計算は実際はもっと細かい。面倒なので一年単位で計算。

実際に販売されている投資信託を比較

気になる人はモーニングスター価格.comでチェック。モーニングスターのトータルリターンは配当金・売却時の源泉徴収は加味されていないので念のため。

↓2014年6月時点の情報なので見た時期によっては多少変わるかも。

先進国債券に投資するDIAM 高格付インカム・オープン「ハッピークローバー」
3年間で0.06%。5年間で0.1%の年率に違いが出る。

同じく先進国債券 高金利先進国債券オープン「月桂樹」
3年間で0.1%。5年間で0.14% なぜか毎月分配型の方が成績が良い

ハイイールド債に投資するフィデリティ・USハイ・イールドF
まだ1年間の比較のみ。0.2% 資産成長型が良い。

ほとんど変わりません。

毎月分配型はコストが高いって言うのが間違ってるのがわかる。”若干”高くなるくらいの言い回しならわかる。純資産が少ないと場合によっては月桂樹みたいに逆転する場合もある。(ちなみに今からの5年間ならやはり資産成長型がいい)

もし投資対象の似た他社のファンドで比較してるなら、それは毎月分配型か資産成長型かではなく、単純にファンドの運用成績に依るもの。

繰り返しになるけれど手持ちの証券口座に毎月分配型と資産成長型、どちらか選べる場合は資産成長型を。選べない場合は毎月分配型・分配金再投資の形でOK。ネットで言われてるほど実際は悪くないのです。

Photos by Tax Credits

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