マモン式米国株トレード 2017年の決着。

後に資産全体についても別記事でアップします。本記事は米国株編です。

2017年の取引が終了しました。今年プラスで終えましたが、その結果についてのご報告です。

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投資ブロガー、マモンの運用成績は

評価額 パフォーマンス
年初 38,994,464円
12月31日 44,858,593円 +¥5,864,128円(+15.0%)

BUY HUN
BUY NVDA
SELL TER
SELL VSH

今年のS&P500指数、1月の最初の営業日の始値から、週単位で推移を記録してきましたが、辛くも勝利です。

既に年内の取引は終了していますが、ここで全てを売却し利益確定させる場合、利益の中から源泉徴収分を差し引く必要があります。

源泉徴収分を20%として計算すると
S&P500 +18.7% → 税引き後 +15.0%
マモンファンド +19.5% → 税引き後 +17.6%
の結果となりました。

※ドル建てで計算。円建てで計算する場合は、両ファンドとももう少しパフォーマンスが下がります。
※私はTradeStationの評価損益を元に計算しています。

中小型株にも積極的に投資をした一年

今年は時価総額の低い中小型株にも積極的に投資をした一年でした。コンデンサを製造するケメット(KEM)やウルトラクリーンホールディングス(UCTT)などは2017年末現在も保有を継続しています。

大きな時間枠の中で見れば、日々の値動きの上がった下がったは「ノイズ」として考えることもできます。

中小型株を持ってみて思うのは値動きの強烈さ。一日で-2%くらいの値下がりならやさしいほうで、時に-5%以上値下がりする日もありました。それもその銘柄に起因する材料があるわけではなく、相場全体で売られているから下げた、そうした理由でそれだけの大きな下げ幅を記録する場合があります。

私もそれとて「ノイズ」として考えようと思っていたのですが、実際は投機の色合いがかなり色濃く見えます。

長期で持つ前提で考えるなら資産全体での組み入れ比率に注意する、短期、中期目線で考えるなら一定のタイミングで利益確定させる

中小型株を買う場合はこうした売買のイメージを持っておいたほうがいいのかもしれません。

キャタピラーに見るバブルの匂い

米国株式市場、今年は大きく上昇しました。

キャタピラー(CAT)の株価は2017年の初めに$94だったのが2017年末には$157.58です。リターンで計算すると+67%の上昇になります。

個人的には企業のEPS(一株あたり純利益)が年率+10%で伸びるのであれば、同じペースで株価も+10%、値上がりするのが望ましい形と考えます。

これは見通し、今現在で無くてもこれからEPSは上昇する”だろう”と言う期待からも株価は上がりますが、それらを考慮してもキャタピラーの株価は上がり過ぎている印象があります。

実際、米国株のバリエーションが割高になってきている話しは常々目にすることが多くなりましたが、キャタピラーの様な大きく上昇した株価がその後も勢いを維持できるのかどうかは2018年の注目材料になると思います。

ハイテク株の仕込みと2018年初頭への期待

少しずつハイテク株の比率は引き下げていますが、マイクロンテクノロジー(MU)やラムリサーチ(LRCX)などは保有を継続、エヌビディア(NVDA)は先日買い足しました。

11月下旬にナスダック総合指数が急落、ハイテク銘柄が一斉に大きく下落しました。マイクロソフト(MSFT)やアルファベット(GOOGL)など一部の銘柄は既に値を戻していますが、半導体関連の銘柄は未だに値動き冴えません。

このまま上がってこないのかと聞かれれば、私は違うと思います。

もう暫く上昇の機会を待ちます。

ゴールドへの投資と自分の投資の方向性

先週、SPDR ゴールドETF(GLD)を購入したことを報告しました。

もう少し経過を見てみたいところですが、ポートフォリオへの金の組み入れも面白いですね。

もし株価指数が下がる中で金価格の上昇が継続するなら、GLDを利益確定して買い余力に。そのまま個別銘柄が値下がりしたところで買い増しすることが可能に。

下落する相場もうまく活用することができるように。

最も株価が下落する局面で必ず金や債券が買われる動きがあるかは断言はできませんが、ポートフォリオの運用の観点では面白い試みになりそうです。

さて私は今年、たくさん失敗を重ねました。-10%、-20%の損失になり仕方なく損切りしたことも何度もあります。かと思えば、これ以上は良くないと判断して売却した銘柄がその翌日から怒涛の勢いで反発して悔しい思いをしたこともあります。

その意味では2017年は悪魔式トレードのファーストステージです。この重ねた失敗を糧に2018年にどの様な変貌を遂げるのか、ご期待くださいませ。

さて米国株編はここまで!全体の統括は後にアップ予定です。

最後までお読み頂きありがとうございました。お役に立てましたでしょうか。
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