無念と言うか、まあそうそう簡単には勝たせてくれないところか今年のS&P500指数、絶好調です。
一方で私のマモンファンドも9月にS&P500指数をアウトパフォームする成績を出したもののその後失速。最後の最後で追い抜かれる醜態を晒しております。
投資ブロガー、マモンの運用成績は
評価額 | パフォーマンス | |
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年初 | 38,994,464円 | – |
12月16日 | 44,365,389円 | +¥5,370,925円(+13.8%) |
BUY RH
SELL DAN
約0.3%差でS&P500指数よりアンダーパフォームしています。
何をヘマしてるんだ?ですが、テクノロジー株の軟調な値動き、特に半導体関連銘柄の鈍い値動きが足を引っ張っている状況です。
それとピルグリムズプライド(PPC)の急落。今週、一日で6%以上値を下げました。大手の投資銀行が投資判断を引き下げたとか鶏肉加工業者に価格カルテルの問題で提訴されている等の情報を見かけましたが真偽は定かではありません。
あまりこう陰謀論的なものを言い出すと「うわぁ」とか思われそうなのだけれど、この間のハイテク株の急落にしても、一斉に売りを出せばトレンドは強引に崩せます。個人投資家は実態が何かもわからぬまま、売り焦っている気も。
今回のピルグリムズプライドも例えば株価の天井圏から少し調整で下がり始めたところに、大きなニュースを投下すれば意図的に急落を引き起こすことも可能に。
最近、ビットコインも全体の4割を1000人が保有して売買で結託してるとブルームバーグが報じましたが、米国株であっても・・・どうも似たような一面を垣間見ている気がします。
とは言うものの、何にせよ戦っていかなければいけません。昨晩のテクノロジー株なかなかの好調ぶりでした。アプライドマテリアルズ(AMAT)やラムリサーチ(LRCX)、インテル(INTC)、そろそろ買いの機会を疑ってみるべきかもしれませんね。
例外的なマイクロンテクノロジー(MU)の値動き
その復活の兆しが見えるテクノロジー株の中で値動きが鈍いのがマイクロンテクノロジー(MU)。
決算発表が近づいています。来週、19日の取引時間終了後(日本時間では20日早朝)に発表予定です。
チャートは三角持合いに近い形が形成されてますね。ブレイク(上方向にも下方向にも)するタイミング的にも19日、また翌20日が大きな転換点になりそう。
昨日、15日の出来高も増えているあたり「おや?」と思わせます。
決算発表への期待は高く持ってもいい気がしますが、おそらく18日、19日中に半分前後(まだ検討中)、売却に動きます。
- アップトレンドの形は既に崩れている
- 年初来からの株価の上昇幅が大きい
理想はやはり何年も持ち続けて気付いたら株価が何倍にもなってた、そんな成功ストーリーを実現したいところ。
とは言え、今の相場はボラティリティが大きい。決算発表の翌日に10%上がるかもしれないし、10%下がるかもしれない相場です。
それが事前の予想より1セント、1株当たり純利益が足りなかったとかガイダンスが予想より少し悪かっただけでもそれだけ動く場合があります。
一部を売却せずにそのまま持ち越してたら、S&P500指数を引き離して劇的な大勝利で締める
あるかもしれません。でもその可能性を捨てます。今ある利益を確定させることも重要と判断します。
同時に表題の「敗北宣言」、ちょっと厳しいかなーと思い始めてます。
出来れば勝って一年を締めたいところですが、2018年のポートフォリオをどうするかの意識もあり、あまり目先のリターンだけに囚われないようにしようかと。
まだわからないですけどね。一応、過度に勝つことを意識することは無くなったので一旦敗北宣言を出します。
1月の季節性。不吉な材料を投下してみる。
足元税制改革で株価も上昇が続いていますが、1月から12月までの月次のパフォーマンスを調べてみるとS&P500指数はご覧の通りに。
2008年から2017年までの月次パフォーマンス。12月は今年を除外して2008年から2016年までの平均を求めています。
結果は1月が最も警戒すべき月に。一方で2012年の1月は+4.36%の上昇。2013年の1月は+5.04%の上昇。平均では最も下げ幅が大きい月でありながら、好調なスタートを切る年も含まれています。
最近、トレード画面を見てると「666」の数字が並ぶんですよね。
これ、私にはラッキーナンバーと捉えるべきなのか、それとも危険のシグナルと見るべきか・・・いずれにせよ値動きを注意しながら対応を考えます。