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みずほ投信投資顧問株式会社
MHAM 物価連動国債ファンド「未来予想」
お勧め度:★★★★☆
MHAM 物価連動国債ファンドの特色
- 国内の物価連動国債に投資
- 機関投資家向けの物価連動国債を個人向けに
- 全国消費者物価指数(生鮮食品を除く総合指数)に連動
2015年より、一般向けに物価連動国債が販売される予定ですが、個人向けに投資信託と言う形で物価連動国債に投資できるのが本ファンドの位置付けです。物価連動とある様に、物価の上昇によって価額もプラス要因になります。
MHAM 物価連動国債ファンド「未来予想」の組み入れ比率
銘柄名 | 利率 | 比率 | |
1 | 第17回利付国債(物価連動・10年) | 0.100% | 60.4% |
2 | 第18回利付国債(物価連動・10年) | 0.100% | 32.4% |
2014/10/8 確認
MHAM 物価連動国債ファンド「未来予想」の運用成績
物価連動国債ファンド 未来予想 |
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信託報酬 | 0.432% | |
最低購入時手数料 | 0% | |
年率リターン | 3年 | 4.7% |
5年 | 4.5% |
2014/10/8 update
利付国債を組み入れているだけにしては、信託報酬は高めな印象ですね。とは言え現時点では投資信託を通して物価連動国債を買うしか選択肢はありません。
私も保有していますが、年率リターンは上の記載にあるほど、体感では感じられません。事実、2014年7月~10月頃にかけては基準価額はほぼ横ばいです。
投資対象の見通し 2014/10/8
ポジティブなイメージです。投資信託を始める人もベテランの人にも活用のし甲斐があると思います。これから運用を始める人は本ファンドを組入れれば、値動きの荒さを緩和させることが可能です。
物価の上昇に応じて価額が上昇するのでインフレヘッジになる点も◎。物価が上昇してお金の価値が下がる、その点が心配なら、投資云々では無く、取り合えず貯金を国債に置き換えておく、そんな方法でも利用価値があると思います。
一方で物足りなさはあります。安全性が高い分、得られる収益もそれほど期待できません。リスクをどの程度許容するかによって、本商品を選ぶのがいいと思います。