9月に入りました。私の米国株式の8月末までの運用結果をレポートします。
少し振り返ってみると8月の株式市場、大きく荒れました。なんと言っても北朝鮮問題。8月9日には北朝鮮が(このまま米韓の合同軍事演習を行うなら)グアム沖へのミサイル発射を検討中と威嚇。その後、騒動は沈静化したかと思われた矢先、8月29日に北海道の襟裳岬上空を北朝鮮のミサイルが通過。
【ニュース特設:緊迫 #北朝鮮勢情勢】官房長官は記者会見で「5時58分ごろ北朝鮮西岸より1発の弾道ミサイルが発射され、6時6分ごろ襟裳岬上空を通過し、6時12分ごろ襟裳岬の東約1180キロメートルに落下したものと推定される」と述べた。https://t.co/3OwyM15EYC pic.twitter.com/YVm1jhDo8A
— NHKニュース (@nhk_news) 2017年8月28日
とうとう日本の上空をミサイルが通過する事態に。
ところが米国株式市場はそこからするすると上昇。S&P500指数は9月に入り6日続伸中。これは米4-6月期のGDPが予想を上回ったこと、税制改革への進展に期待が高まっていることなどが支援材料に。
そんな期待と不安が同時に高まりつつある混沌とした状況で9月を迎えています。
マモンの米国株の運用成績はー
評価額 | パフォーマンス | |
---|---|---|
年初 | 38,994,464円 | – |
9月2日 | 41,550,692円 | +2,556,228円(+6.6%) |
先月より上昇!いい感じだ!
上昇の背景はケメット(KEM)の大幅な株価の上昇。コザン(CZZ)が一時-20%近い損失からプラス圏に浮上したことが理由に考えられます。
状況としてはいいです。マイクロンテクノロジー(MU)やウルトラクリーンホールディングス(UCTT)、アプライドマテリアルズ(AMAT)、この辺りは未だにバリエーションも低く上昇する余力を残したまま。今後、ポートフォリオの上昇をもう一押しする可能性を残しています。
見方を変えると上記のテクノロジー株はやや8月末~9月にかけて出遅れています。この「なぜ」を考えてみるとナスダックが最高値圏にあること、年初から相場の上昇を牽引してきた銘柄が春先~夏にかけて瞬間的に大きな下落を経験していること、他のセクターに注目が分散し始めていることが原因では無いかと推測。
個人投資家の試される9月!
株価は上がってきてる
ここは銘柄を買い増すべきか、キャッシュを温存するべきか
選んだ選択でまた運用パフォーマンスも変わってきます。
もしマーケットが荒れるなら
テクノロジー株、時価総額の低い小型株から先に売られます。株価が年初より下げ基調である場合もより売り込まれる可能性があります。
今年はもう何度もそれを見てきてる。自分で体感してます。
ここは同じ轍を踏まないように注意したいところ。
スーハー スーハー
息を深く吸って頭をクリアに。今の勢いに乗っかる?それとも慎重に?頭をクリアにしてよく考えて。
私は近く、ケメット(KEM)を一部利確、小型株も整理できるところは整理を進めていこうかと言うところ。やや守備的な銘柄選定に移行しようかと考え中。債券、金はまだ未定。現物株と現金の比率で9月の相場を乗り切ろうとしています。
穏やかにマーケットが進行してくれるなら何よりですがさてさて9月の行く末はー。