桜の咲く季節に何とも嫌なムード。さてこんな状況下で株や投資信託を売却したほうがいいのかについて考えてみます。
今起こっているのはアメリカ軍の空母が朝鮮半島の周域に航行しようとしていること(まだしていない)。目的は牽制・威嚇。
北朝鮮もアメリカも今以上に刺激することなく、程なくして緊張が解けるのであれば、株価も上昇、投資信託も救われることに。
一方で北朝鮮が近付いてきた空母を攻撃するとか日本の米軍基地に攻撃する様なことがあれば、株や投資信託だけでなく「命」も左右する状況に。
個人投資家は株や投資信託を売却すべき?
マネックス証券
緊急レポートPART2 不確実性との付き合い方
後でも先でも。広木さんのレポートを読んでみてくださいませ。キャッシュポジションを持っておきましょうと言う内容です。
投資を助言する立場ではなく、投資をしている人の目線で語ると今の私の米国株は1~2割くらいがキャッシュです。
先日、追加購入したひふみ投信やJ-stock アクティブオープンもそのままです。
1/4区切りで考えてみると
25%を現金にする
50%を現金にする
75%を現金にする
100%を現金にする
半分くらい売却しておくと、もしこの先大きな下落があっても大きく損失を限定できそう。
25%でもまあまあ、それでも75%分の株式なり投資信託がやられることにはなるけれど。
もし、投資信託や株式での資産運用のゴールが近い人はもう75%とか100%を現金に替えておいてもいいのかもね。
そうじゃない人、大半の人がまだ運用を始めて2~3年の人、どんどん増やしていきたいと思っていた矢先のこと、そんな人にとっては悩ましい。
そもそもノーロードの投資信託以外をポートフォリオに組み入れている場合は、売買に手数料が発生するわけで。売却、買い直しで2重の手数料、更に買おうと思った時には下がるどころか大きく上昇してた、こんなケースも充分にありそう。
だからどこが正解と言うのはありません。上で1/4区切りの例を示したけれど、その境界は自分で決めなければいけません。
米国株 保有株の状況で見ると
ほとんどやられてません
間違った情報や不安を煽る書き込みが出てきたりするところもあるのですが、米国株指数 NYダウやS&P500指数、年初からお騰落率で見るとNYダウが+3.9%、S&P500が+4.5%。
みなさんに知って欲しいところだけれど、これは好調な数字です。ここ1,2ヶ月横ばいの値動きが続いていますが大きくは崩れていません。
保有銘柄もそんなに変わってません。米国小型株、アプライドオプトエレクトロニクス(AAOI)が一つ、飛び抜けて売り込まれているぐらいで他の銘柄はまずまず。むしろ小型株のほうが大きく伸びている場合も。
ブロードウィンドエナジー(BWEN)は11日の取引で+14.61%、エブリー・ホールディングス(EVRI)は10日に+22.08%の上昇。同じく10日にラネット(LCI)も+10.59%の上昇。いい感じで上がってます。
北朝鮮問題、目先はー
北朝鮮は、キム・ジョンウン朝鮮労働党委員長が最高指導者に就任して11日で5年になるほか、15日にキム委員長の祖父、キム・イルソン(金日成)主席の生誕105年、25日には朝鮮人民軍の創設85年と、今月末にかけて相次ぐ記念日を控えています。
こうした節目に合わせて、北朝鮮は過去、たびたび軍事的な挑発に出ており、去年も新型の中距離弾道ミサイル「ムスダン」の初めての発射が4月のキム主席の誕生日に、「初めての核弾頭爆発実験」と称する5回目の核実験が9月の建国記念日に、それぞれ強行されました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170410/k10010942581000.html
15日、25日が警戒でしょうか。
ちなみに報道にある空母がいつ北朝鮮に近付くのか 一部の報道では15日頃が予想されているそうです。
マモンはどうするか?
全体で見るとやはり1~2割くらい現金にしておこうかと言う具合。今日から週末にかけて調整をかけても25%の水準を超えることは無さそう。
売りたい銘柄はマシモコーポレーション(MASI)、買いたい銘柄はトリンセオ(TSE)、プログレッシブ(PGR)を予定しています。
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