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image: Apple
iPhone7、16日の本日発売となりました。出足好調の様ですね。
先回りする格好でアップル(AAPL)、そしてiPhoneに部品供給を行うスカイワークス・ソリューションズ(SWKS)の株価も上昇となりました。
9/15
アップル(AAPL) $115.57 +3.40%
スカイワークスソリューションズ(SWKS) $77.02 +6.38%
長らくバイアンドホールドしてきた方には「キター!!」と雄叫びを上げたいところでしょう。私も「よしっ!!」と思うのでした。私はスカイワークスの株を保有しています。
アップルについて
2015年末に$120を付けた後、長らく株価は停滞していました。
まず直近で20日、21日にFOMCが開催されます。ここで9月利上げがあるのか無いのかが、株式市場の下げ要因になる可能性があります。10月に入ってからも大統領選前と言うことで値動き鈍くなる場合も。
これが目先のマイナス材料です。これから買いたい人はひとまず21日まで待ったほうがいいと思います。
アップルの株価はどこまで上がる?
アップルのPER(株価収益率)は13.5倍前後しかありません。S&P500指数のPERは18倍~20倍程度。長らくこの状態が続いていました。もしPER18倍まで買い進まれるとするなら、株価は$154.6前後が目安になります。現在の株価が$115.57なのでまだまだ”上がるなら”その余地はあることに。
「上がるなら」と書いたのは、次のiPhone8、また次の革新的な製品についてはそれがあるのか無いのか、見通しが不透明なため。発売直後のiPhone7も低価格でコストパフォーマンスの良いAndroidのスマホも脅威になっていると思います。
スカイワークスソリューションズについて
アップルにも部品供給を行うワイヤレス半導体メーカーです。ヒューウェイ、またサムスン製のスマートフォンにも部品を供給していたと思います。
こちらも2015年7月の高値からずっと株価は下がり続けていました。
私が購入に至った経緯は
・元々この銘柄を知っていた
・大幅に割安な状態まで株価が下がっていた
・スマートフォンには一定の買い替えサイクルがあると思った
こんなところでしょうか。
アップル・iPhoneを意識してと言う事では無く、スマートフォン市場に対して悲観され過ぎでは?と思っていました。パソコンと比較するとうっかり手元から落下させるリスクを伴います。壊れれば買い替えサイクルを促すと思いますし、バッテリー面でも課題を残しています。もし短い期間の旅行で出かけてから帰ってくるまで、その期間充電せずに使える端末が出てくれば、その時は買われる材料になりそうな気も。スペック、処理性能の面ではもう充分過ぎるみたいですけどね。
スカイワークスの株はどこまで上がる?
スカイワークスのPER(株価収益率)も15.3倍しかありません。アップルと同じくもしPER18倍まで買われるなら$90.9前後が目安に。現在の株価は$77.02です。
ちなみに
スカイワークスソリューションズの他に、スマートフォンの部品製造を行うメーカーはブロードコム(AVGO)やNXPセミコンダクターズ(NXPI)があります。いずれもバリエーションが割安な点は変わりません。こちらの2銘柄もいいと思います。
テキストのリンク先はYahoo!ファイナンスのページです。企業情報を見たい方はご参考に。
アップル、スカイワークス 不安材料はー
iPhone6の時は手で押したら(それもかなり力いっぱいなのだろうけれど)、ぐにゃっと曲がることがありました。最近ではサムスン製のスマートフォンでリコールも起きています。
株価も、わっと上がると利益確定売りから結局元の位置に戻ってしまうことも。繰り返しになりますが、FOMC、大統領選前と言うのも注意したいところ。
と言うことなので、最終的には各自の判断にてお願いします。
いつ売るかー、私はまだ粘ります。今日、そして週明けまた少し下がってきたとしても、10月11月くらいまで株価が上がってくれればと思っています。