投資とキャッシュポジション。個人投資家の待機資金の使い道。

皆さんキャッシュポジションは持ってますか?

キャッシュポジション、一定の現金、待機資金です。

投資とは別に生活に必要な預金ではなく、ここでは投資に回す資産のうち、一時的な現金を指します。

スポンサーリンク

キャッシュポジション 多ければ多いほど増えにくく減りにくい

仮に投資資産のうち半分を株式投資、残りは現金のままと言うことであれば、良くも悪くも半分のパフォーマンスしか出ません。

米・S&P500指数に連動するETFを購入するとして

S&P500指数は1年間に10%上昇した
→自分のポートフォリオは5%の上昇に

これは下がった場合も同じで

S&P500指数は1年間に10%下落した
→自分のポートフォリオは5%の下落に

必ずしも全力で攻めることだけが正解では無いことに。下がる場合は、株式投資の比率が少ない事が全体の損失を少なくします。

キャッシュポジションから一時的にリスクを高める選択肢

例えば株式指数が10%、15%と急落した時だけ株式投資への比率を高めるのも一つです。この場合、株式指数が持ち直せば、株式指数以上のプラスが得られる可能性も

例:S&P500指数が2100ptから10%急落し1890pt、その後持ち直した場合

100万円の投資資産があったとして

・50万円を既にS&P500に連動するETFに購入していた
→この50万円は45万円まで評価額が急落するがその後持ち直す

・半分の50万円をS&P500指数が1890ptの時点で購入
→この50万円はS&P500指数の上昇と合わせて55万円(+5万円)の含み益に

合計105万円に。※ここでは分かり易く購入時の手数料、為替、売却時の課税は省略しています。

極端な例を示しています。人によってはこうした選択の取り方も可能に。

ただ下がったタイミングで買おうと思っている間に株式市場が堅調に上昇を続ける場合もありますし、下がったところで買っても、そこがまだまだ底では無く株価が下がり続けてしまう場合も。

また株式指数がどこまで下がるか分からない局面で追加投資を行うのは勇気のいる決断です。

キャッシュポジション どれくらいが最適?

これは米国株式に投資中の私の主観になりますが、5%~15%ぐらいはあったほうが良い気も。上の例は半分をキャッシュポジションとして示しましたが半分だと多い気も。

ちなみに投資信託だと運用資産の98%~99%を株式投資に充てる商品も多いので、キャッシュポジションを意識するのであれば、自分で待機資金を作っておく必要があります。

最後までお読み頂きありがとうございました。お役に立てましたでしょうか。
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ にほんブログ村 投資ブログ 資産運用へ
ブログランキングに参加しています。
まだランキング圏外の小さなブログですが、応援して頂けると運営の励みになります。

フォローする

スポンサーリンク