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インデックスも先週末にようやくしっかりした上昇が見えてきました。25日の日経平均も上昇して引けましたね。米国株にも今週は更なる上昇、大きく下落した分を取り戻す値動きを期待したいところ。
既に現物株を保有している人や投資信託、ETFを持っている人には保有継続で全体的な底上げを期待する展開となりますが、新規に米国株を買いたい人もいるのでは。私も少し銘柄を入れ替えようかどうしようかと言った状況。
ただ!
もう自分の好きな企業の株を買って、例えば一年持っておけば大なり小なりリターンが得られる、そんな環境では無くなってしまいましたね。ウォーレン・バフェットやジム・クレイマー、Markethackの広瀬さん等など、参考になる方もいますが全てに従えば良いかと言うとそれもまた違っていたりで。
それ故、投資家がリスクオフ、慎重になると言われればそれも納得なものの、もしかしたらこんな地合いが向こう数年間続く可能性だってあるかもしれない、それなら今は今でできる何かを考え無ければいけないと思うわけです。
以下、私が今銘柄選定で思っていることです。
2015年はスマホ関連とバイオテクノロジー株が失速
スマホ関連銘柄、スカイワークスソリューションズ(SWKS)とかアップル(AAPL)、スマホの需要がピークアウトしたのではとの懸念から、株価は低迷中です。アップルはもうずっと前に2倍以上の価値があると言われて未だに大きく上がってきません。
バイオテクノロジー株も失速中。バイオジェン(BIIB)やギリアド(GILD)も冴えません。薬価に対する政治的圧力が高まるのか、はっきりするまでは当面今の状況が続きそう。
じゃあFANGはどうだろう。
Facebook(FB)、Amazon(AMZN)、Netflix(NFLX)、Alphabet(GOOG)。ジム・クレイマーが昨年推してた4銘柄。この中だと私はGoogleかな。でも人気で割高な株は失速した時の急落も大きく・・・。今、ここで買うのも適切かどうか。
バリュー株、例えばコカコーラ(KO)や3M(MMM)は
2社に限らず既に世界中に販路を持つ企業になると、まだドル高の影響が心配。
金融系 銀行株は
利上げの恩恵を受けるとされるものの、今後の利上げ回数が大きくスローダウンする様であれば、株価失速の可能性も。
石油や素材関連株は
私は今株価が失速しているものには手を出したくないですね。。。ここが底だと睨むならともかく。
じゃあ何を買えばいいんだー!
あんまり選択肢が無い気がします。中国や新興国の影響を受けにくい企業となると米国内での売上比率が高い企業に。ホームセンターのホームデポ(HD)とかスーパーマーケットのクローガー(KR)、アルコールのコンステレーションブランズ(STZ)や食肉加工のホーメルフーズ(HRL)などなど。※一例です。私が保有する銘柄中心に名前を挙げています。
今だったら指数に投資する形でもいいのかもしれないですね。ETFのVOOとか。急落した分を“ある程度”は取り戻す動きがありそうな気も。長期に向くかはわかりません。2015年もS&P500は1%の上昇すら無かったので・・・・。
決算発表も注目材料。
今週から2月上旬まで決算発表が続きます。記載時より変更が無ければ、リンク先の通りに決算発表があります。
どの銘柄も全般今は大きく“やられて”いる状況かと思いますが、決算が良ければ株価の立ち直りももちろん早いでしょう。大きくて分かりやすい銘柄、アップル(AAPL)とかジョンソン&ジョンソン(JNJ)、3M(MMM)いずれも26日に決算発表。前日の今日はマクドナルド(MCD)。この辺りでどれかが分かり易く上げてくれるなら、“取り合えず”乗っかる形で買ってみても悪く無いかもしれませんね。
私もポートフォリオ大きく変えようとは思わないものの、ここから順当に指数が反発するなら取れるところはしっかり狙いたいところ。まずは今晩の値動きに注目します。