金曜日の米国株式市場、国内株式市場、共に上昇して引けました。
一時大きく騒がれた世界同時株安、騒ぎは落ち着いてきた感がありますが、株価回復はもう少し。それでも少しずつ上昇する気配に日増しに安心感も増しています。
私の米国株式での資産運用も損益率で見るとようやく-1.0%にまで!
ちなみにアメリカのS&Pは-1.3%、日経平均も+5.6%と言った水準なので、相場全体で見ても判断の難しい年となっています。
そろそろポートフォリオの構成を変えても悪く無い時期がきたので、個別に見ていきます。
レバレッジETF
・Direxion Daily S&P500 Bull 3X ETF(SPXL)
・日経平均レバレッジETF(1570)
底だと思って買ったつもりが、なかなか相場も回復せず、冷やりとする状況が続いていましたが、少しずつプラスが乗り始めています。
冷やりとーと書いたのは底だと思って買ったつもりでも相場が更に-1%、-2%と下げれば2倍、3倍のETFは-2%、-4%と保有したことにより更にやられるリスクを含みます。
日経平均レバレッジETFについてはまだ下げてますね。一方のSPXLに関しては+10%分くらいのプラスが出ています。あとは売却・収穫するタイミングをどこにするかですね。
ネットフリックスとモービルアイ
ネットフリックス(NFLX)は先の決算発表は今一つでした。2銘柄とも残念なことに世界同時株安が起こる前日に買ってしまった銘柄でしたが他と比較しても株価回復が弱いです。損益率で見ると-18~-19%のマイナス。売却の方向で考えています。
幸いなのはグロース株に対して一定の警戒感を持っていたこと。全体に対して1,2%の購入割合に留めていたことで個別で見ると大きく下げましたが全体で見ると限定的です。
バイオジェンとギリアドサイエンシズ
バイオテクノロジー株の2銘柄も2015年は不調です。特に大きく下げているのがバイオジェン(BIIB)。こちらは保有割合も大きく保っていたので、全体的で見た場合もパフォーマンスを下げる要因になっています。
反発の動きがあるか、経過を見ます。
スターバックス
株価は好調です。一方、現在のPERは33.6倍とかなり強気。10月29日の決算発表が今の株価に応える内容になるか注目材料。ホールド保有継続で良いものか、それとも一旦利益確定に動くか、どちらにすべきか判断に迷います。
グロース株のリスク?
シェイクシャック(SHAK)にネットフリックス(NFLX)、モービルアイ(MBLY)と一通り、その時に流行りの株を実際に自分で買ってみました。
今後の方向性を決める点では私は「流行りの株には手を出さない」スタンスにしたほうが良い気がしています。※3銘柄購入時よりいずれも10%を超える下げとなっています。
もちろん株式市場が強気な時、弱気な時、そして今年の様に長く横ばいの状態で前後する時と時々によって状況が変わる点はありますが、いずれも期待が大きい分、何か悪い材料が出てくるとドカンと下げてしまう印象。
それでもポートフォリオが-1%と健闘しているのは、スターバックス(SBUX)やビザ(V)、ウォルトディズニー(DIS)と言った銘柄が頑張ってくれているおかげ。
事業の成長性を残しつつも、ブランドや利用ニーズがある程度固い銘柄、そう言った銘柄を今後選考していくのが良さそうな気がしています。
保有中の銘柄もこれから組入れたい銘柄ももう一度じっくり検討します。