さあ投資信託を買ってみようかと言う人には目の前にたくさんの商品があり困惑されている方もいるかと思います。
まず大きな視点で株式に投資する、債券に投資すると決めて、次はどの国のどんな対象かと決めていけばいいと思います。
ネット証券では商品数も多いため、類似する商品もたくさんあります。
ここでは投資信託で使われるいろいろな用語に着目してみます。
株式投資の場合
バリュー(割安)株、グロース(成長)株、大型株、小型株と言った分類があります。バリュー、グロースを横のラインとするなら大型、小型は縦のライン。大型のバリュー株や小型の成長株と言った具合です。これは株(企業)の性質を分類したものです。
商品名が「○○○・小型成長株・オープン」と言った感じならまだ事業規模が小さくて成長性のある会社に投資する投資信託と言うことになります。(小さいと言っても上場している企業の中ではと言った分類です。)
安定性で選ぶなら大型バリュー。インデックスでもほぼ同じ様な構成だと思います。
他に対象のセクター、医療、テクノロジー、バイオテクノロジー等に限定した投資信託もあります。
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債券投資の場合
大きな区切りが先進国か新興国か。他に政府機関が発行する債券(ソブリン債)か企業の債券か、更にハイ・イールド債かと言った分類があります。ハイイールド債についてはリスクもやや高め、通貨選択型(株式投資の場合もあります)の場合は更にリスクが増えます。
※2015.4.19
米・利上げを前に債券についてはどう動くかやや不安視してます。債券で安定的な運用が今年、来年と通用するのか不透明です。
インデックス/アクティブ
他にインデックス、アクティブと言った概念があります。インデックスは日経平均やNYダウ、S&P500と言った日々更新される株価指数と同じ動きをする様にポートフォリオを構成しているものになります。アクティブは株価指数をベンチマークとしてそれを上回ることを目標に運用しています。
運用にかかる信託報酬や購入時手数料の安さがインデックスについては魅力。ただだからと言ってアクティブファンドの全てがインデックスに劣るわけではありません。特にネット系の情報ではインデックス”だけ”が良い様に言われています。
個別商品で言えば、国際投信投資顧問のエマージング・ソブリンやグローバル・ヘルスケア&バイオ・オープンBは良い商品だと思います。