株式、債券への投資には、直接買う場合と投資信託、ETFを買う場合とがあります。例えばパナソニックの株を買う、武田薬品の株を買う。これは直接の投資。債券で言えば国債が身近。これも直接の投資。
一方、投資信託やETFを介して株式や債券に投資することもできます。株式の投資信託であれば、複数の構成銘柄で組成されています。もし30銘柄で構成されていれば、実質30の株式を購入しているのと同じことです。
投資信託
株や債券への投資に少ない額から始められるのが特徴。1万円くらいから。株式でも債券でも運用する会社は複数の銘柄を購入し分散投資を行っています。購入時・解約時に手数料がかかるものも。また購入者には年0.3%~3%前後の信託報酬が発生します。
国内の株式で言えば最低でも購入単位が50万を超えるものもあります。もし自分でポートフォリオ(資産を分散して投資する配分)を組みたてようと思うのなら、より多くの資金が必要になります。その点、投資信託であれば少ない額で複数の銘柄を間接的に保有することができます。
投資信託を運用する会社と販売する会社は別です。銀行やネット証券、証券会社は窓口の販売を行う会社です。そのため購入商品は同じでも、購入した窓口によって購入時手数料が異なる場合があります。
投資信託の販売元(運用会社)では野村アセットマネジメント、大和投資信託、国際投信投資顧問、日興アセットマネジメント、JPモルガン・アセットマネジメント、フィデリティ投信が有名でしょうか。心配でしたらお金を預ける先の企業も調べてみるといいと思います。
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ETF/海外ETF
上の投資信託を株式と同じ扱いにしたもの。株取引と同じ様に売り買いの注文を出して購入します。
投資信託は運用会社とのやり取りで購入・売却を行いますが、ETFの場合は、既に持っている人から買う、もしくは現金化したいから別の人に売ると言った様に、買い手と売り手は同じ利用者間同士で行います。
ETFの方が低コストですが、国内のETFについては取引量の少なさが若干の不安。最初は投資信託で始めてもそう変わらない運用結果になりそう。
インデックスが主ですが、セクター指定のあるものやレバレッジ(倍率)をかけたものなど、投資信託と同様にラインナップも豊富。
個別株、債券への投資
自分で個別の株、債券を買うのも一つ。国内の株式銘柄を自分で買ったり、海外の株式を買ってみても。アメリカの株式市場については一株単位で売買できることで、$100以下で買える場合もあり、小さく始めるには実はやり易かったりします。
ただ、投資信託、ETFに比べると値動きが激しいです。どちらも日々、価格の上げ下げが激しいこと、相場に不慣れな初心者が市場に参入しなければならないことは注意です。
当ブログ管理人はアメリカ株式に投資しています。
投資信託、ETF、株の買い方
インターネットの証券口座を開いて、口座に入金。そのお金を元に投資信託やETFを購入。これが一番手数料が安くなる方法だと思います。ネット上に証券口座を開くことが心配だと言う人は身近な銀行や郵便局を利用してみても。投資信託や日本国債であれば、大抵の銀行や郵便局で取り扱いがあるかと思います。
※ただし、購入時手数料が高いです。売ってるものは一緒なので気になる人はインターネットの証券会社と比較してみましょう。