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【買ってはいけない投信】アメリカン・ドリーム・ファンドの評価・解説

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新生インベストメント・マネジメント
アメリカン・ドリーム・ファンド

お勧め度:★☆☆

買ってはいけない投資信託です。

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アメリカン・ドリーム・ファンドの特色

  • 投資対象はアメリカの小型成長株
  • アクティブ運用
  • 為替ヘッジ無し
  • 対象を20~60銘柄に絞り投資

アメリカン・ドリーム・ファンド並びに三菱UFJ信託のニューステージオープン、どちらもお勧めしません。運用委託先が同じなので、中身はほぼ同じ。

アメリカン・ドリーム・ファンド、2013年までは非常に優秀な投資信託だったと思います。まだ運用を始める前だった私も成績が頭一つ分、飛び抜けていたことを覚えています。2014年初頭にはモーニングスターのファンド・オブ・ザ・イヤー2013にて優秀ファンド賞も受賞しています。

では、何が良く無いのか?

急激な資金流入です。これまで40億円規模で運用していたものが、今年の春頃を境に急激に資金流入、10月の時点で3倍近い110億円規模の投資信託となりました。お金が増えたまま放っておくわけにもいきません、増えた分、追加投資します。でも追加投資した対象がそんなにすぐに急成長するはずもありません。資産の中で割り当てられた株式はほとんどがまだ苗の様な状態です。

結果、他の北米対象の株式投資信託が好調な場合も、波に乗れず基準価額は今年に入り低迷しています。またその低迷ぶりも残念ながら際立っています。

これは投信会社が見境なく販売したからに他なりません。既に保持していた人にとっては投信会社の対応を残念に思います。(私も保有していました。)たくさん売りたい点は分かるのですが、ここまで運営に影を落とす結果になるのであれば、DIAM 新興市場日本株ファンドの様に販売に制限を設ける等、何かあっても良かったと思います。

投資対象の見通し  2014/10/1

アメリカの株式については長期的に成長が期待できる市場として見ています。ですが、小型株に焦点をあてたラッセル2000指数についてはNYダウやS&P500に比べると数字が伸び悩んでいます。これは投資対象を小型成長株としたアメリカン・ドリーム・ファンドについても良い状況ではありません。

急激な資金流入と小型株の低迷、2つの問題を抱えている状況ではお勧めできません。NYダウに連動するインデックスファンド,アクティブファンドであればBR・US・ベーシック・バリューを当サイトはお勧めします。

最後までお読み頂きありがとうございました。お役に立てましたでしょうか。
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