過去記事
2014年7月17日 アメリカン・ドリーム・ファンドの迷走？月報に書きたくないであろう事を想像してみる。
2014年6月18日 アメリカン・ドリーム・ファンドに一体何が？突然の低迷。
9月に入ってようやく基準価額は1万円に戻す形に。実際は為替によるところか。前回7月の記事から訂正しなきゃならないかなと思ってました。
三菱UFJ投信
アメリカン・ニュー・ステージ・オープン 足下の運用状況のお知らせ[385KB]
アメリカン・ニュー・ステージ・オープンとアメリカン・ドリーム・ファンド、運用会社はどっちも同じなので、ほぼ中身は同じと思っていいんじゃないでしょうか。で、新生のほうは下がり続ける価額に何の告知も無し、その点で三菱UFJ投信のお知らせは評価してました。
でもPDFを読むと評価が軟調なのは米株は好調なれど、小型株はまだ動きが弱いと。小型型をまとめた指数、ラッセル2000もほらこの通りと説明してます。そして辛抱すれば改善されると。
一時は訂正せにゃならんかと思ってたんすけど、ここで今一度、米yahooでチェック。
半年の期間で見るとラッセル2000指数も確かに下落してる。
では1年は。S&P500と合わせて比較。青がS&P500。緑がラッセル2000。
確かにS&P500に比べるとまだ弱いことがわかる。でも+15%ってなんすかー。モーニングスターで見ると1年間のトータルリターンはアメリカン・ニュー・ステージ・オープンは+3.38%。アメリカン・ドリーム・ファンドは+4.16%。指数と比較しても大きく成績が悪い。
モーニングスターを見るよーって人は資金の流入額も見てみるといいです。ここ1年でアメリカン・ドリーム・ファンドの資産は2倍以上。アメリカン・ニュー・ステージ・オープンは5倍以上に膨れ上がってる。元を倍にしたとかじゃない、新規に資金が流入したことで資産が倍増してる。これじゃキャピタルゲインは狙えないか・・・。どちらも保有する株式の半分は最近買ったばかりってことになるのですから。
モーニングスターアワードで評価されて箔が付いたのが裏目に。それに輪をかけて投信会社も売り攻勢。今から買う人はプラスを得るまで大分時間がかかるのでは。
去年まで期待してたんすけどね。残念、全部売却です。