一週間お疲れさまでした。
表題に入る前に今週、アメリカで発表された経済指標を確認してみましょう。
今週発表された主な経済指標
60を超えたのは13年ぶり。
こちらは12年ぶりの高水準。
ここからは昨日発表の内容。
非農業部門雇用者変化がマイナスを記録したのは2010年10月以来。
失業率は引き続き低い水準を維持。
平均時給は予想よりも上振れました。
非農業部門雇用者変化がマイナスを記録したのはマイナス材料です。ですが、雇用に関してはハリケーンの影響もあるのでそう大きく悲観材料として捉えなくて良い気も。
指標発表後、方向感の掴めない流れが続いていましたが、
「週末に北朝鮮が長距離ミサイル試射の可能性」~ロシア議員が発言 (Bloomberg)
— SBIリクイディティ・マーケット (@SBILM) 2017年10月6日
ドル円も再び上昇。NYダウ、S&P500、ナスダック総合、いずれも小幅に下げて取引時間を終了しています。
S&P500指数の推移
米・S&P500指数の日足チャート。
上がれば上がるほど、もう天井じゃないのか、そろそろ調整が近いのでは、こうした不安は付きまといます。
ですが、結局のところ米国企業の決算発表が悪く無ければ、堅調な上昇を期待して良いのでは無いかと思います。
投資ブロガー・マモンの運用成績は
評価額 | パフォーマンス | |
---|---|---|
年初 | 38,994,464円 | – |
10月7日 | 45,373,893円 | +6,379,428円(+16.4%) |
SELL AAN,AAOI(一部),IJR
BUY REGN,JBL,RH
ドルベースでは運用パフォーマンスが年初より+20%を超えました。
大きくは変更していませんが、組み入れ比率の小さいところで少しずつ調整を行っています。
マモンが実践している「方法」とは
このところ好調が続いています。
なぜ投資ブロガー・マモンはこんな状況を作り出せたのでしょうか。
それは・・・・
リスクを取っているからに他なりません。
リスクと書くと不安に思うかもしれませんが、株取引であれば値動きの幅と捉えたほうがいいと思います。
例えば、業績も安定していて、株価の値動きも非常に緩やかな銘柄があったとします。
株価のバリエーションも高過ぎでもなく低過ぎでも無い。
こうした銘柄がある日、突然20%値上がりする可能性は残念ながら、あまりありません。
一方で株価が大きく上がったり下がったり、いい材料と悪い材料を織り込みながら激しく動いている、こうした銘柄のほうが急騰する確率は高いです。
でもチャートは激しく動くわけだから一時的に損が出る可能性もあります。
それがリスクを取る選択です。
全部にそんな選択をしなくても一部にそうした要素を組み入れるとパフォーマンスはまた違った結果を生み出します。
これは例えば
・株と債券のポートフォリオから株式の比率を高めてみる
・インデックス投信を買っている人が少し中小型の投資信託を買ってみる
・普段ETFで運用してる人が少し個別株を買ってみる
・個別株で運用している人が少しグロース株やFANGを買ってみる
等にも置き換えられます。
私の場合は中小型株への投資も積極的に行っています。ポートフォリオのパイチャートの中でも比較的知ってる人が多いのはユニリーバ、マイクロンテクノロジー、アルコア、キャタピラーなどでしょうか。
一方であまり知られていない時価総額の低い中小型株の組み入れ比率も大きいです。
全部が全部いい波に乗れているわけでもなく、時に大きな損切りもしてます。
試行錯誤を繰り返しながら、個人でできる運用の形を探ろうとしています。
リスクを取りましょうと人の背中を押すのは難しいです。
今週が好調だったからと来週も好調であるとは限りません。
けれども今の株式市場は何ができるか考えてみる価値はあると思います。
来週の戦略は
引き続き強気姿勢です。
来週、北朝鮮のミサイルが発射されるなら多少のぎくしゃくした展開はありうるかもしれません。
どこかで守備的なポートフォリオに切り替える予定はあるものの、それは「まだ」今では無いと判断してます。
個別銘柄では木曜日に急落したセルジーン(CELG)、金曜日に下げたコストコホールセール(COST)、サンダーソンファームズ(SAFM)、ピルグリムズプライド(PPC)に注目。他にMU、JBL。
毎晩、米国株式市場の値動きを見て、どこにチャンスがあるのか日々疑ってますが正直大変です。気持ちで頑張っても結果がついてこないこともしょっちゅうです。
それでも今は踏ん張りどころ。
オシッ!頑張ろー!🙂