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年初から株式、株式に投資するETFは苦戦が続いています。日経平均株価は年初からの騰落率ではマイナス。米・S&P500指数は僅かにプラスとそれらに連動する投資信託やETFを持つ方には今は辛抱の時期。
意外なところで基準価額を伸ばす投資信託があった
そんな中で国内債券 中・長期債の投資信託が基準価額を伸ばしています。
ファンド | 3ヶ月リターン | 6ヶ月リターン |
日本国債ファンド(毎月分配型) | 7.30% | 9.16% |
日本超長期国債ファンド | 6.45% | 8.58% |
エス・ビー・日本債券ファンド 『愛称:ベガ』 | 4.63% | 5.80% |
モーニングスターで見た債券の短期リターン上位3銘柄。
3ヶ月間で7%~4%とかなりの良い数字。また6ヶ月リターンの場合も3ヶ月リターンより数字が上回っていることから、長期的に投資信託の基準価額が上昇傾向であることがわかります。
国内債券の投資信託、なぜそんなに上がるのか
マイナス金利の影響で国債10年債はマイナス金利に。プラスの利回りを求めて20年、30年と言った超長期債に日銀の買い入れオペを含め買いの需要が高まる。買い手が多いので金利は更に低下へ。短くまとめるとこんな流れ。
リスクの少ない投資対象で大きなリターンを生む状況が発生
お手持ちの証券会社の口座や投資情報サイトでご確認を。基本的には国内債券のリスクレベルは「低く」設定されています。
けれど今はそのリスクの低い投資対象が他の株式や債券の投資信託に比べて好調なパフォーマンスを生む状況が起きています。
ただリスクが低いことと「減らない」ことは別なのでご注意を。ここまで投資信託の基準価額は大きく上昇しましたが、ここから先も上昇が約束されているわけではありませんので。
とは言え為替の影響を受ける海外の株式、債券に比べるとリスクはずっと低く見ていいと思います。
私はこれを買いました「エス・ビー・日本債券ファンド(愛称:ベガ)」
買いました。
大和住銀
エス・ビー・日本債券ファンド(愛称:ベガ)
アクティブ運用のファンドです。運用管理費用は年率0.8856%。
国内債券にしては信託報酬が少し高いかなと言う気も。アクティブ運用と書くだけで偏見を持つ方がいますが、保有する債券のデュレーション(残存年数)は調整してもらったほうが安心だと思います。
暫く経過を見ながら上昇が続く様であれば追加投資も考えます。