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お金は増やしたいけれど、株や債券、投資信託は怖いと言う人には面白い対象かもしれません。
2016年の1月~4月にかけてみると、ドル円の為替は大きく円高に進みました。年初は1ドル120円台だったものが、一時は1ドル107円台に。どこまで円高に進むのか、投資家には不安材料でしたが、ここにきてまた円安に向かう動きが出ています。
当サイト作成。ドル円の年初からの推移。
4月中旬まで下がる一方でしたが、今週にようやく反発の動き。
預金でお金を増やせるのは「外貨預金」
国内の普通預金だと得られる金利も僅か。マイナス金利の影響で得られる利息も更に僅かに。でも外貨預金であれば金利の高さと為替差益、2つの視点でプラスを狙えます。
楽天銀行の場合
外貨預金に対応する楽天銀行の場合。
年8%、年15%、年25%!!とアピールしてますが、1週間なのでご注意を。
4月23日時点の金利。とは言えそれでも円預金に比べると金利の高さが目立ちます。
金利だけじゃない。外貨預金で狙う為替差益
冒頭、1ドル120円から1ドル107円台にーと書きました。そこからまた円安に進み始めています。ここで年初の1ドル120円に戻した場合、どの様な結果が得られるか計算してみます。
1ドル111円の時に100万円を円から米ドルに
→100万円は9009ドルに
1ドル120円の時に9009ドルを米ドルから円に
→1081,081円に(+8.1%)
※振替時の手数料、為替差益による税金を除く
大まかな計算ですがこの様な形に。8%上乗せされるならこれは大きいですね!
外貨預金を楽天銀行で始めるなら
こちらよりどうぞ。
外貨預金 始めるならどの通貨がいいの?
楽天銀行の場合は米ドル、ユーロ、豪ドル、英ポンド、NZドル、南アランド、人民元と選択できます。
私なら米ドルを選択します。どの通貨だと安定していると言うことも無いと思います。それでも米ドルでの外貨預金が一番無難な選択肢になりそう。
外貨預金のリスクはー
ノーリスクではありません。年初から円高に進み、ここで円安に戻し始めていると書きました。今、1ドル111円台ですが、ここで108円、106円と104円と円が高くなる場合は、為替差損のある状態になります。ここは気をつけたいところ。
また預金保護の対象ではありません。一般の普通預金、定期預金を対象とした元本1000万円までの預金保護制度も外貨預金は対象外に。
とは言え、株や債券に比べると外貨預金はリスクも低い印象。まずは今日は1ドル何円なのか、昨日より今日は円高・円安どちらに進んだのか、小まめにチェックしてみるといいかもしれませんね。