米国株式、個別銘柄のお話です。
昨晩、医療メーカーのエドワーズ・ライフサイエンス(EW)の株価が終値で+16.76%の上昇となりました。
私のポートフォリオにも昨年11月頃より組入れ、6-7時の方向に。取り分け大きく値崩れするわけでも、また極端に上がるわけでも無く、あまり紹介してこなかった銘柄だと思います。比較的堅調に上昇していた感のある銘柄でしたが、昨日の上昇で損益は40%を超える大きな水準に。
歓喜の一方で・・・。
パイチャート、隣に位置するアラガン(AGN)がアフターマーケットで20%の下落。アラガンも医療メーカー。こちらは美容のボトックスが有名。
よりにもよってこんな隣り合う形で明暗はっきり分かれ無くとも・・・と思いたいところ。
ブルームバーグ
アラガン株が21%下落、米財務省の規制発表後-ファイザーは上昇
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-04-05/O54UP36JIJUT01
買いの米国株はー
チャートを見てみましょう。
エドワーズライフサイエンス。
アラガン。
私はどちらも様子見。※既に私はどちらも保有しています。
エドワーズ・ライフサイエンスについてはバリエーションももともと高め。昨日の上昇は喜ばしいもののどこが適正な株価であるか判断も難しく。一旦利益確定の動きで乱高下してもおかしくない気も。
心臓疾患については今の高齢化社会を意識して、今後も患者数は増えていく病気だと思います。ただ、ここで慌てて飛び乗らなくてもいいと思います。
アラガンはファイザーとの合併が報道されています。
ファイザーのチャート。アラガンの株式は1株につき11.3株で新会社(ファイザー)の株式に交換の予定。現ファイザーの1株はそのまま新会社の1株へ。恐らく現ファイザーの株価と同じ株価になると思われるものの、そうするとアラガンの株価は相当な割安に。現在のファイザーの株価を11.3倍すれば今のアラガン株は$350でもおかしくない計算に。
それでも選好されない理由、そして昨日の急落、リンク先では影響は少ないとあったものの実際のところはどうなのか気になります。
公式に合併には問題が無いこと、また買い推奨するアナリストが増えればすぐさま反発すると思うものの、まだ今の時点では判断に悩みますね。
私自身で言えば、アラガンを更に買い足したいところ。それでも今日、明日、株価がどう動くか様子を見て判断します。