2月5日の日経平均株価は225円安の16,819円にて終了となりました。
株価にピンとこない方は、先週末、日銀がマイナス金利を発表し日経平均株価は上昇しました。この時の終値は17,518円でした。
年初からの騰落率で見るとこんな形。
黄色が日経平均です。水色は米国株のS&P500指数にドル円を加味したもの。日経平均は年初から-11.5%、S&P500(円建て)はまだ今晩の取引を残してますが、ここまで-9.0%。日経平均に連動する投資信託やETF、他に国内株式のアクティブ運用の投信も恐らく同じパフォーマンスかと思います。
マイナス金利発表も・・・・
これじゃ、僅か2日ばかり(1月29日、2月1日と日経平均は上昇しました)の支援材料にしかならなかったことに。
為替も円高進行・・・
1月末で1ドル121円台だったドル円も現在は116円台までドルが下落。このまま円高進行になってくると外国人投資家も参入してくるの?と言う疑問。
ただ日本”だけ”が悪いわけじゃない
私は日米と指数を見ていますが、アメリカの株式指数も年初から大きく下げてます。日本の株価指数“だけ”が悪いわけではありません。
それでも下落の幅がキツイ
調べると、ここ半年で最も高値だったのは2015年8月10日の20808.69円。
いやいや・・・電卓で計算してみたら、その8月の高値から20%の下落まで後少しじゃないですか。2015年の8月・・・世界同時株安でしたね。そこから日経平均は完全に戻さないままに今回の下落に突入と言った格好。
私も一部、国内株式の投資信託や日経平均レバレッジETFを持ってますが、確かに笑えない損益率になっています。
私はどうするか
今は世界全体の株式市場が“リスクオン”に向かっていくのを待つしかないかと思ってます。世界全体で株価指数が上がってくれば、国内の株式指数も伴って上がってくると思います。
ただ見限るタイミングがうんと早まるかもしれません。これまでは損のある投資信託も待てば回復するだろうし、そのうち幾らかのプラスにもなるだろうと考えてました。今は多少の損失は仕方無しとしてどこかで売却に動く可能性も。
まだそれは週明け、月曜、火曜と言った話では無いけれど、米国株以上に注視して見ていかないと・・・・と言う気がしています。