国際投信投資顧問
グローバル・ソブリン・オープン
運用資産1兆円を超え、運用期間も15年を超える国際投信のグロソブを分析してみます。※最近は1兆円を下回りました。
特色
- 先進国のソブリン債(国債等の政府機関が発行する債券)に投資
- 投資する通貨・国は米・欧・オセアニア等。
- 債券の格付け構成はAAA格が50%を超える
- 派生商品の充実
グローバル・ソブリン・オープンの運用成績
国際投信投資顧問 エマージング・ソブリン・オープン |
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運用スタイル | アクティブ | |
信託報酬 | 1.35% | |
最低購入時手数料 | 0% | |
年率リターン | 3年 | 12.54% |
5年 | 6.51% |
先進国のソブリン債、債券の格付けも高い
“グローバル”・ソブリン とありますが、実際には先進国の債券が大半を占めます。そこに部分的に新興国が含まれる印象。
派生商品の充実
各銀行、証券口座によって取り扱いが異なりますが、商品のバリエーションが豊富。毎月決算型(毎月分配型)、3ヶ月決算型、1年決算型、資産成長型(グロソブN)とあります。当サイトは資産成長型、1年決算型をおすすめ。
直近ではインデックス、ベンチマークを上回る
直近、1年、3年間のパフォーマンスではシティ世界国債インデックスを上回っていました。運用手腕を試されるのは、米・利上げ時期を巡りどのに切り抜けるかでしょうか。
当サイトは債券に対して慎重な姿勢です。目論見書にて「アメリカに投資します」「短期債に投資します」と縛りのあるものは、逆にそれが縛りとなってしまう可能性があります。
その点、このグロソブに関してはアクティブ運用、投資対象国に大きな縛りが無い(一応債券格付けの高い国へと言う縛りはあります。)と条件的には広く対応ができます。
利上げ時期に巨額の資産を抱えながら、乗り越える姿を見せてくれるとまたこの投資信託を評価したくなります。