米国株を買うベストな機会は―。18日の株価大幅上昇にどどどどどーするー？

11/18
NYダウ　17,737.16　＋247.66（＋1.42％）
S&P500　2,083.58　＋33.14（＋1.62％）
Nasdaq　2,083.58　＋33.14（＋1.62％）

米国株式のお話です。

11月18日の米国株式市場、大幅な上昇で引けました。昨日、株価上昇の要因となったのはこちら。

ロイター通信
ＦＯＭＣ議事要旨、大半が12月会合までに利上げ条件整うとの見方

利上げ時期を巡り、度々株式市場は乱高下していましたが、今回はより現実味を帯びてきたことが不安材料の払拭となり、株価上昇へと繋がった感じでしょうか。

1％超の上昇と言われると、それほどでも無いのではと思われる方もいるのでは。ところが、これが個別銘柄で見ると、アップル(AAPL)、バイオジェン（BIIB）、ギリアドサイエンシズ(GILD)、アラガン(AGN)、ネットフリックス(NFLX)等は1日で3％を超える上げ幅。私の目に留まったところでピックアップしましたが、実際はもっとゴロゴロしてると思います。

上昇トレンドがキタ！！飛び乗れ！！そう思いたくもなりますよね。ここでS&P500のチャートを。

8月の世界同時株安から長い時間をかけてようやく株式市場も回復に。ところが11月に入ると勢いは失速。今度は12月利上げを意識する動きが強まり株式市場は下落へ。この頃より11月は軟調な展開になるだろうし、うまくいけば今年最後の買い時が来るのでは、そう言う目論見で私は動いていました。

この流れの中で起こったのがパリの同時多発テロ。米株市場は金曜日の引け後のことでした。週明け月曜日、株式市場は大きく下落する可能性もあるのではと思っていましたし、そう予測する人も多かったと思います。実際は今週1週間、続伸の流れに。

このパリでの同時多発テロ、完全に収束しているわけではありません。パリでは発砲事件が続き、アメリカに不法に入国しようとしたシリア人が拘束されたりと、いつニュースにまたひやりとするかわからない状況。

昨日はこの不安材料を抱えた中での上昇です。まだゆっくり構えていれば買い時がくるだろう、そう言う思惑の投資家もこれには「え！？」と思ったのでは。後に勢いが続けば上昇に次ぐ上昇と言うのも考えられますよね。

一方、これまで利上げ時期を巡って再三、乱高下する相場を見てきた人には、まだまだ次回FOMCが近付くまでの流れを見たい人も多いはず。

私は全面的に一度下げるタイミングを待つ構えでいましたが・・・・どうしようか揺れています。先日購入したマイラン(MYL)に続き、もう一つ二つ、買いに動くかもしれません。

19日の米国株式市場、もう間もなく始まります。

追記：
19日は“多分” 何もせずに様子を見そうです。

キューリググリーンマウンテン（GMCR)の株を少し購入しました。