2015年11月に入りました。今年も残す2ヶ月ですが、アメリカの株式投資で資産運用を実践し、そして記録を続けて約1年。一つ、成果として自分のトレード画面を紹介してみようかと思います。
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私はマネックス証券のTradeStationを使っています。何がなんだか・・・と言う方のために少し説明させて頂くと、左から4番目が保有する銘柄名、6番目が保有株数、7番目が取得単価、11番目が評価損益、13番目が評価損益率です。
聞いたことの無い会社も多いかと思いますが、ディズニー(DIS)やビザ(V)、シェイクシャック(SHAK)やネットフリックス(NFLX)はご存知ではないでしょうか。
幾つかの銘柄は夏以降に買い足したものになりますが、半分くらいは1月・2月に購入し、そのまま保有を継続した状況です。長期保有を前提とした作戦です。
円グラフにするとこんな形。ちなみにNISAは別の画面、また別に円も保有していますので、HPで紹介する評価額とは若干差があります。
トレード画面を公開しようと思った理由、この画面にヒントと言うか、今後の活路がそこかしこに隠れている様に思えたのです。自分の見直すきっかけ、また他の人へ参考になればと思い。それでは少々解説します。
株は持ってたら上がる?
半分正解と言ったところ。業績が悪ければ下がりますし、その企業が属するセクター全体になにか懸念材料があると、業績が良くても下がる場合も。とは言え全体で見ると概ね悪くない感じです。
買い過ぎでは?銘柄が多くない?
私も少し多いかなと思う。いろいろ買い足して増えたのでは無く、最初から10~20銘柄の想定で運用してきました。同業の株を買ってしまうと、ある程度連動した動きとなってしまうので、医療系、金融系、テクノロジー系等、各業界ごとに1つ2つ選ぶ感覚でポートフォリオを作りました。
これくらいの銘柄数でもS&P500やNYダウと似た値動きになります。
ちなみにディズニーとスターバックス、ビザ、3銘柄に絞ってこれだけ買ってれば良かったのでは?そんな風に思われたなら、僕もそうだと思います。それだけで年10%以上のリターンを得られたことに。一方、1/3の割合で保有する場合、ある日、1つの銘柄が10%超の下落になるとそこからの立て直しが難しいです。
広くたくさん買えば、銘柄の急落にも割りと平静を保てますが、逆に急騰、大化けする様な銘柄を当てても全体への寄与も少ないことに。この辺りは好みですね。私はもう少し銘柄を絞ったほうが全体の成績が良くなる気がしています。
世界同時株安直後に買ったETF
下から3番目、Dir Dly S&P500 Bull 3x Shs こちらは正しくはDirexion Daily S&P500 Bull 3X ETF(SPXL)。長期での運用をと書きましたが一方で短期的な取引も年初から視野に入れて行動していました。8月下旬に購入し、2ヶ月と少し。このまま+20%を超えるリターンで売却できるなら、上出来だと思います。
それだけの数字が出せるなら株価の急落から回復時にだけ全力でこのETFを買えば良いのでは? そうですよね。私もそう思います。
これは本当にここだ!と言うタイミングでしか投資を行わない資産運用法を示しています。しかも平常時はキャッシュ、つまり投資をしていない状態にするならば、日常的に相場の急落するリスクを持たずに生活が可能に。がっと下がった時だけ目を睨ませて、ピンポイントで投資、そう言う運用の仕方も一つかもしれません。
他にもバリュー株主体で配当狙いだったり、リスクを取ってセクター偏重のポートフォリオにしたり、人によってもポートフォリオの組み立て方は大きく様変わりします。
アメリカの株式市場に投資したい、それならNYダウやS&P500の投資信託・ETFをと言うのも一つですが、一歩踏み込んでみるとまた違った世界がそこにある気もしますね。
コメント
いつも勉強させてもらってます。
私はマリモさんよりも資金が断然に少ないので、ポートフォリオの銘柄は少ないですが
NFLXは私も所有しています、決算はそれほどでしたが、上がってきてますね。
あとはFITが決算いいのに公募増資を発表したのでドカ下げしたところで買いました。
長期保有はIBMとKOで、典型的なバフェット銘柄ですが、IBMの調子がイマイチで結構マイナスですが、バフェットはひたすら買い増しているということはかなり自信があるかと思い5年くらいは保有してみようかと思ってます。
貴重な情報をありがとうございます!瀬戸さんはIBMにコカ・コーラをお持ちなんですね。他の方の保有銘柄が聞けるのは参考になります!
ネットフリックスはここ数日、勢いがありますよね。私は売却して清算しようかと思っていたところでした。このまま上昇が続くなら長い目で見るのも悪くないかなと思い始めてます。