このところアップル株が下落しています。それに続き部品供給メーカーも軒並み大幅安に。
じゃあ何が起こっているのか?
単純に考えるなら、今まさにスマホの販売にピークが来てしまったのでは?と言う心配から株安の流れになっているのかと。
パソコンも一時は大幅に販売数が上昇する時期があったかと思いますが、ある程度普及が進むと使うのはエクセルやワードにインターネット。新しいOSや高機能なスペックのPCが出ても、用途がそう変わらなければ焦って買い替えなくても良いかと言うことに。そうなると当然販売台数も伸び悩み始めます。
スマホも同じことが言えそうで、高機能化、大画面化が進められてきたものの、そこから次の一手はさあ何だろうと言う状態。今以上の”何か”が無いと買い替え需要も喚起されない。
ロイター通信
7月22日
米アップルの4─6月は増収増益、売上高見通しさえず株価下落
http://jp.reuters.com/article/2015/07/21/apple-results-idJPKCN0PV2EB20150721
7月30日
サムスン電子、第2四半期は4%営業減益 下期の見通し慎重
http://jp.reuters.com/article/2015/07/30/samsung-results-idJPKCN0Q402920150730
アイフォンのアップルもギャラクシーのサムスンもどちらも冴えない内容。
合わせて、スマホ市場の伸び悩みを警戒する記事も
日本経済新聞 5月22日
中国スマホ戦線異状あり 6年ぶりに市場縮小
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDX21H1H_R20C15A5FFE000/
アップル株は8月4日、-3.2%の下落となっています。