毎月分配型や資産成長型。知っておきたい投資信託のタイプ。

先のページでご紹介した投資信託のタイプとは別に、毎月分配型一年決算型資産成長型と言ったものがあります。これは投資対象、債券や株式と言った分類ではなく、投資信託そのものの性質です。

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毎月分配型 投資信託

文字通り、毎月幾らかを純資産の中から分配しますと言うもの。

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一年決算型 投資信託

一年に一回分配金を出しますと言うもの。分配金が多い場合も少ない場合もあります。

資産成長型 投資信託

無分配。分配は行いませんというもの。

いかがでしょうか。これがいいなって思ったものはありますか?もし同じ商品でそれぞれのタイプがあるなら、その商品は実際は何を買ってもほとんど一緒です。

株の配当や銀行の預金金利をイメージすると、分配金が特別に捻出されたお金の様に思われるかもしれませんが、実際は純資産から配当分を削り取っているだけです。また毎月分配ができる様にと特別な施策があるわけでも無いです。運用自体は毎月分配型でも他のタイプでも同様のはずです。

毎月、生活費の口座に少しずつ振り込まれるのが嬉しい、そう言う見方もあると思います。でもざっくりとした例でご紹介すると基準価額100円のファンドが年率12%のリターンを達成するとします。このファンドの毎月分配型は毎月1円を分配。これなら1年後も元の100円は同じですね。
※ここでは税金は加味してません。また説明のため、単純化しています。

では運用がそこまで大きく伸びず年率8%程度だった場合。無分配であれば基準価額は100円が108円になっていた場合ですね。上と同じく毎月、分配金を1円ずつ払っていたなら元の金額は96円になってしまいます。元の基準価額・元本が目減りする結果に。

運用がうまくいかなかった場合、100円は100円のまま。それでも分配金を払い続けた場合、元の元本は88円に。更に元の基準価額・元本が減ってしまいました。

この様に分配金の設定は必ずしも運用成績が良かったから支払われるものではありません。株の配当の様にたくさん儲かったから株主に還元します!とは性質が異なります。

それでも分配金があったほうがと言う方は基準価額がどんどん下がっていないか(分配過多の状態)を注意して見るといいと思います。

あと一年決算型の場合でも、例えば基準価額1万円が1万2000円になった、それなら2000円を分配しようと言うところと、分配金は500円で基準価額1万1500円で次の年を始めますと言うところとファンドによって傾向が異なります。

ずっと分配をしていない様なところだと基準価額が3万円を超えてたりします。

投資信託 お勧めのタイプは?

資産成長型一年決算型。分配金も他行に振り込んだりせずに分配金を再投資の設定で。効率としてはこの方法が一番お勧めです。

最後までお読み頂きありがとうございました。お役に立てましたでしょうか。
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