Sell in May 「5月に売れ」なんて言葉があります。アノマリー、過去の事象から見て5月は株価が下がり易く、そのため売っておけと言う格言。
え、じゃあ売ったほうがとお考えの方。
実際にS&P500の株価を見てみました。
2014年。
チャートを見ると、5月中頃に下落してますが、それでも-1.5%程度の下落。この下落もすぐに回復して上昇しています。
2013年。
5月下旬より下げ始め、上げ下げ繰り返しながらも6月下旬まで下がります。-6%程度の下落。
2012年
同じく6月まで下がります。5月頭から下げ始め-10%近く大きく下げます。
2011年。
更に同じく。6月頃まで-7%程の下落。
2010年。
7月頃まで上げ下げ繰り返しつつも-15%程の大きな下落。
こうして見ると、下がる年が多い結果に。プラスがある人も損してる人も下がる前提で考えるなら、一旦5月~6月頃まで引き上げてもう一度買い直しと言うのも一つの戦略。
一方で下がるだろうと予測しつつも持ち続けるのも一つ。この場合は予測が外れれば、そのまま上昇分を受け取れるし、過去の経験則に倣えば下げてもいつかは戻ることに。
長期保有を前提に株式投資を始めた人にはここが我慢のしどころでしょうか。
私も大半は長期保有で考えているので、現状維持しながら様子を見ます。