私は昨日(2014/12/22)、買いました。
ギリアド・サイエンシズ Gilead Sciences(GILD)は22日、終値で-14.34%の下落。C型肝炎治療薬としてアッヴィのヴィキラパックがFDAで承認されたことが影響かと書きましたが、もう一つ大きな追加材料が。
ギリアド・サイエンシズが
ほぼ完治できるC型肝炎治療薬(ソバルディ/ハーボニ)を発売
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ほぼ市場を独占。
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2014/12/19
アッヴィのヴィキラパックがFDAで承認
C型肝炎治療薬の対抗馬に
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NEW!
2014/12/22
薬剤給付管理会社のエクスプレス・スクリプツが
ギリアド・サイエンシズのハーボニを保険適用外に。
代わりにアッヴィのヴィキラパックを選考。
水面下では
・訴訟問題が継続中?
・他社もC型肝炎治療薬の開発を後追い
23日の時点でPERは16.5。予想PERは9.4です。
いやー悲観され過ぎでしょう。私は喜んで買いましたよ。
一連の流れをどう考えるかですが、ギリアドの売上の約半分がC型肝炎治療薬。仮に売上が半分まで(全体の1/4マイナス)落ち込んだとしてもPERは20前後になるはず。どの道、売上が下がったところでPERの低い水準で推移している状況は変わらないはず。他のバイオテクノロジー企業がPER50とかPER100とかの異常な数値を出してるなかで、極めて割安だと思うんですよね。
もし上の時系列をそこだけ抜き取って見るとやべー(・o・;)って感じもするけれど・・・どうでしょうね。どこまで売買する人の中で織り込んでるのかな。
対抗のヴィキラパックもまだFDAの承認を受けた段階で、服用した人の経過やそれを聞いて医師がどの薬剤を処方するかはまだ先の話。C型肝炎治療薬の勢力図がどう動くかなんてまだ誰も正確には予測できない状況です。持ってたらいいのに完全なパニック売りだと思うけどどうかな。
22日の取引時間中にも反転するかなと思いましたが、終値で-14.34%の下落。今日以降も$100以下で動くなら買いだと思いますがさてさて・・・・。ちなみに私は昨日購入予定額の残る1/3を購入しました。評価損益はマイナス圏ですが、次の決算発表まで持ち続けます。