ポートフォリオ再編に向けて、運用金額をどうしようか検討中です。
貯金から幾らまで投資するのが良いかと言う話があります。ありふれた回答になると、直近で想定される大きな出費や当面の生活費数カ月分を引いた残り全てと言うことになります。
これは目指すところにもよるわけですが、私は増やせるならどんどん増やしたいと思うタイプ。お金持ちになりたいとかでは無く、目標とするのは今後の生活のためです。それは積極的にリスクを取る行動に繋がるわけですが、じゃあその残り全てを全力でーと考えるとそれはそれで怖いのです。
1年、2年投資した対象を寝かせて様子を見るにしても、実際がっつり減ってしまうと怖いですよ。心理の面で言うと
・買った直後から下がり始めるかもしれない
・突然の大暴落が起こるかもしれない
こう言う不安が湧いてきます。そこで
・じゃあ○%を余力として残しておこうか
・暴落して戻すタイミングでナンピン買いしよう
とか考えます。いいんだけれど、仮に半分を余力として残して、そのままお金を使わないでいると、結局後で大きな取りこぼしになるんですよね。ああ、半分と言わず、8割、9割投資しておけば、私ならそうやって後で悔しがる。
効率面で考えるなら直近で必要とされるお金を差し引いた残り全ての額を投資することが最も優れていると思います。早く大きなリスクを取っていったほうが、後になるほどリスクを控えた運用にシフトしていくことも可能です。逆に慎重になり過ぎて、5年先、10年先、その必要なタイミングに目標に届いていないと気付いた時は、その時点からリスクを大きくする資産運用が求められます。
そうは言っても・・・・・
そうなんです。私も怖い。
何か自分にも整理が付く方法が無いかなと思っていたのですが、一つこんな提案。
来年、投資する対象が何%の確率で上昇するか予想する
自分の意思決定の一つとして。私なら
来年、アメリカの株式市場は80%の確率で上昇すると思う
が回答。80%なら投資できる金額の80%に±10%の調整を含むとか各自のルールで。アメリカ株を挙げてますが、株も債券もひっくるめての予想でもいいと思います。50%以下の見通しの人は半分以上を現金で残しておく形になりますね。
幾ら増やしたいかとかリスク/リターンの算出法より、私はこう言う形の方がいいかも。良ければご参考ください。
私はこの記事の後ももう少し検討します。