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新光投信株式会社
中東・北アフリカ株式ファンド(愛称:アラビアン・ブルー)
お勧め度:★★★★☆
中東・北アフリカ株式ファンド「アラビアン・ブルー」の特色
- 中東・北アフリカ(MENA)の株式に投資
- アクティブ運用
- 為替ヘッジ無し
投資対象国について
最新の月報では下記比率で投資されています。
1 | サウジアラビア | 34.1% |
2 | アラブ首長国連邦(UAE) | 17.7% |
3 | カタール | 13.2% |
4 | エジプト | 11.8% |
5 | クウェート | 11.3% |
6 | オマーン | 2.9% |
7 | ヨルダン | 2.9% |
8 | レバノン | 2.0% |
9 | モロッコ | 1.4% |
地図を見てみましょう。
私自身ぼんやりとした印象だったので、改めて。2013年オバマ大統領が武力介入したのはシリア。サウジアラビアより上、イラクの左。2014年、イスラム国(ISIS)への空爆、これも同じくシリア、そして右に位置するイラク。目下、隣国が紛争中と言う状況です。
中東・北アフリカ株式ファンド「アラビアン・ブルー」の成績
新光投信 中東・北アフリカ株式ファンド「アラビアン・ブルー」 |
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運用スタイル | アクティブ | |
信託報酬 | 2.484% | |
最低購入時手数料 | 3.24% | |
年率リターン | 3年 | 35.6% |
5年 | 15.2% |
2014/10/7
年率リターンは各投資信託の過去の基準価額より分配金を再投資した場合にて計算しています。
これが非常に優秀です。例えば上のシリア介入やISISの空爆等、投資家にとって不安材料が出てくると多かれ少なかれ株価は下落・横ばいになります。ところが、この中東・北アフリカ株式ファンド、影響を受けないんですよね。いや、正確には影響があると思うのですが、それを加味して尚、順調に上昇を続けている印象です。また月報を見るにアメリカ株式と相関性が低いと書かれている点も◎。
アクティブ運用、信託報酬は高めです。その分、リスクを抑える運用が人の手でされていると思うならアリだと思います。実際に私も持っていますが一番、安定した値動きで推移しています。購入時手数料も高いですが、フィデリティ証券の手数料優遇キャンペーンを利用したり、NISA口座の手数料無料・キャッシュバックを活用すれば上手に買うことも可能です。
投資対象の見通しは 2014/10/7
非常にポジティブなイメージです。私もポートフォリオのかなりの比率で中東・北アフリカ株式ファンドを組み入れています。日本だとブラジルやインドが新興国投資のイメージとして強い感はありますが、私は中東・北アフリカ地域への投資を推します。