米・雇用統計発表に株価上昇。

8月5日に発表された米・失業率は予想4.8％に対し、4.9％。非農業部門雇用者数変化（前月比）は予想18.0万人に対し、25.5万人。先月に続き非農業部門雇用者数変化は好調な数字が発表されました。

発表内容を好感し、全般、株価も上昇して引けました。

年内の利上げを見る向きも強まったからか昨晩は金融株も上昇。週明けも選好されるならちょっと気になりますね。

何を買うかよりも何を売るか

いろいろ銘柄も見てます。ツイッターとかアルファベット、アップル、この辺りの銘柄も面白そうです。

ただ私は何を買うかよりも何を売っていくかが今の課題。エクソン・モービル(XOM)、クローガー(KR)、ホーメルフーズ(HRL)、この辺りが売却対象です。エクソン・モービルについては少し前までは、むしろ買い足そうかとさえ思っていましたが、改めて原油の動向がどう動くかわかりません。

素朴な疑問として増産すればするだけ価格競争が激化するのであれば、この先またいつ原油安が大きな不安材料になってもおかしくない気も。

ホーメルフーズはバリエーションの高さから。株価も上げ下げ方向感が見え辛い状況なので。

スーパーマーケットのクローガーは逆に買いたい人には今が好機なのかも。他の企業の決算の影響を受けているのか、随分値下がりしています。

売った後に何を買うか

金ETFを買い足そうかな。金先物は1オンス1,341.95$まで下落。前日比-1.86％と大きく下落。週明け、下げ進む様であれば買いの好機として考えます。

とは言え、私は「金」に対して半信半疑です。インフレヘッジでも有事の金買いでも、金＋株のポートフォリオでも果たして後に良い結果になるのかどうかも、組み入れてはいても大きく期待はしていません。金のポートフォリオの組み入れ比率は10％くらいがいいそうだけれど、そもそも株価急落、金価格暴騰、こんなシナリオを思い描くなら、10％なら少な過ぎる気も。

ゴールドマンは金相場下落を予想、年内３回の米利上げで1000ドルに
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-02-09/O2A9FW6K50YE01

今年の2月の記事です。まだアメリカは今年利上げを実施してません。金価格は上の1,300$台です。ゴールドマンの予測を否定するわけではなく、大手の金融機関ですらこうした予測を立てるのであれば、平凡な個人投資家が予測を立てたところでどれほど当たるのやらと言う気も。

取り合えず週明け、金曜日に続き月曜日も続伸となるなら、銘柄を組み換えるタイミングとして悪く無さそうです。