卵は一つの籠に盛るな 個人投資家の自衛、分散投資。

卵は一つの籠に盛るな

と言う投資の格言があります。一つの籠に卵を詰めて、その籠を落としてしまうと全ての卵が台無しに。籠は投資対象、卵は資産と考えるなら、幾つかの籠で卵を運んだほうが安全性は高まります。分散投資を勧める上でもよく使われる格言ですね。

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米国株式投資で分散投資に救われる

この「卵は一つの籠に盛るな」に身をもって救われた話。

2016年4月第2週。保有銘柄の一つ、アラガン(AGN)が4月5日に前日から-14.77%の下落。損失も一気に膨れ上がりました。

一方で4月4日、一日前にこちらも保有銘柄、エドワーズライフサイエンス(EW)が前日から+16.86%の上昇。また4月6日には同じく保有銘柄のコンステレーションブランズ(STZ)が+5.93%の上昇に。

4月4日 急騰した銘柄が一つ
4月5日 急落した銘柄が一つ
4月6日 大きく上昇した銘柄が一つ

とこんな形で推移したため、全体で見ると損失は無く。一週間前と大きく変わらない状況です。

個別株だけでなく、投資信託やETFも

米国株や個別株に限らず、この「卵は一つの籠に盛るな」は投資信託やETFにも活用できます。今だと日本、日経平均株価は他のマーケットと比較して大きく下げ進んでいます。

先に日本の株式市場への投資比率を少なめにしていた人はこの場合、損失も限定的に。

卵は一つの籠に盛るな は正解か。答え探しは難しい。

自分の実例と投資信託について例を挙げましたが、その正解、答え探しをするのは難しい作業です。

私の場合であれば、そもそも「アラガンから早期に手を引いておくべきだった」と言う見方もあるでしょう。この場合、分散投資よりも投資対象を選別する目の方が重要に。

投資対象の急落を回避するためには、そもそも籠が脆くなっていないか先に確認したほうが安全です。卵を何個以降積むと危険そうだと言うのも分かる様になるとより安全性は高まります。

投資対象が安全かどうか、またそこに自分の資産の何%を投資するのが適切かどうか、その時々の状況によっても検討する必要があります。

難しい。けれど卵の籠は分けたほうが良さそうだ

私の場合はもし「アラガンと何か」と言う形で2,3銘柄に集中投資していたら果たして立て直しが計れただろうかと言う気も。もしアラガン1本であれば、全資産から10%が損失していた可能性も。

いろいろと買うのは大変
幾つも買うと、それぞれ注意してみるのは大変

こんな声もあるかもしれませんが、突然の急騰より突然の急落のほうがずっと身近に潜んでいます。私の実体験も含めて、投資対象は分散してたほうがいいと思います。

my us stock portfolio

ご参考:私の2016年4月のポートフォリオ。複数銘柄に分散投資をしています。

最後までお読み頂きありがとうございました。お役に立てましたでしょうか。
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